4回戦1日目 道化師
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いられ!」
「ウンウンアンナニ頑張ッタノニ、自国ノ貴族ニ暗殺サレタンダヨネ」
頑張った?それに自国の貴族に暗殺された?
「そう!かようにも我が信仰は砕かれた!神の愛を見失い、神の愛を否定され、残されたのは堕ちるばかりの我が名声!だが!
無辜の怪物と創作されながらも、この手は、ついに真実の愛を得た!」
バーサーカーとでも言いたいくらいとち狂ったように語るサーヴァント
「そうであろう、妻よ! 過食にして拒食のマスター、真に愛したモノしか口にできぬ哀しき女ひとよ! 貴女に出会えただけでも、我が槍は滾り狂うというのに、おお!」
つ、妻?まさかランルーさんが?
「見ろ、あの極上の供物たちを!神はさらに希なる機会を与えてくださった!...であろう、東洋の狐精よ。気高き眼差しに空に浮かぶ月さえ霞む。貴女こそオレが求めたミューズ!そのしなかたな肢体をこの槍で貫く!貫かずばおれぬ!何故なら...そう、何故なら。おまえたちは、美しい。真理を教えよう、好敵手よ。葬儀において神父は語る。故人は神様に愛されすぎて天国に召し上げられた、と。
然り、愛とは死だ。死こそが愛だ。オレは愛するが故におまえたちを殺したくて仕方がない!
今ここで、血祭りを繰り広げてもよかろう?我が妻よ!」
キャスターは今さっき姿をみせた、変わりにアーチャーが姿を消したが、だがあのサーヴァントキャスターの真名がわかってるのか?それにここでやろうって
「ウーン...デモアノ人、ナニカシテタミタイダシ、ソレニ、食欲マダ湧カナイカラ今ハイイヤ」
「むぅ、食欲が湧かぬのなら仕方がない。この戦いが始まってから初めて出会えたそなたの晩餐だ。命拾いであるぞ貴様ら!我が妻に感謝して早々に立ち去るが良い!!」
勝手に語りだして挙げ句の果てには立ち去れときた。身勝手だなぁ、でもここで戦うのは得策ではないし今日は帰るか。焦る必要もないし
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