4回戦1日目 道化師
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「これならあるいはレオに...」
「?」
レオさんになんだろうか?
「それで転移はどう説明するの?」
「あれは俺の宝具です」
「...ちょっと待って...貴方まさか自分が英霊だとか言うつもり?」
「英霊ではないです。英雄のカテゴリには入ってしまってますが」
「じゃあ今から私と契約しなさい」
「嫌ですよ」
「冗談よ、今更この戦いに戻れるなんて思ってないわ」
そういえば凛さんはなんでこの戦いに、聖杯戦争に参加したんだろう?たしかユリウスさんはテロ屋とか言ってたけど....まさかテロ組織の一員?
「それでは」
「アリーナに行くの?」
「いえ、保健室です」
「あら、自覚があったのね」
「違います!ラニさんの様子を見にいくんです」
そう言ってはや歩きで階段を降りる
だが
「....」
「なんでついてくるんですか」
「あの子の様子、気になるからよ」
「負かされた相手を見たら嫌な思いすると思うんですが」
「そんなにメンタル弱くないわよあの子。かりにもアトラスのホムンクルスなんだから」
俺にはその意味がよく分からない。とりあえず保健室に入る
桜さんが挨拶をしてくる。ラニさんの事を聞いて見たら起きてるとの事
「ラニさん?大丈夫ですか?」
「....」
無表情...ではないな。怒ってる顔だ
「遠坂凛...私は負けたのですか?」
「そうよ、でもそれは私も同じ、引き分けよ」
「そうですか....総刃さん」
「はい」
「何故助けたのですか?」
「助けたかったから、目の前で亡くなろうとしている命をみすみす無視できないし」
「ですが貴方は三人人を殺めてる」
「っ、でも一人は助けました」
「なに?またインチキしたの?」
「いえ、その時はただ都合がよかっただけです」
そう、ありすは死人だ。だけれど魂はここにあった。それも記憶つきで。ならその魂を拾えばあとは器に移し変えるだけで生を得る
それに今回のは俺の中にバックアップしてくれる頼もしい存在もいる。ナーサリーライムだ
彼女...と言っていいのか分からないが彼女はもう他の存在になる事を望んでない。ありすになりたいと願っていた。ならクラスカードと俺、そしてクロの力があれば理論上召喚できるはずだ
「助けてもらったお陰で私は師の願いを達成できなかった」
「...それは死ぬ事ですか?」
「...はい」
「次にそんな事言ったら怒りますよ」
「...何故貴方が怒るのですか?」
「俺は身勝手な大人の都合で封印された少女を知っている」
「....」
「....」
「その子はもう一人
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