3回戦4日目 サイバーゴースト
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「よし!行くか」
「マスター、もう大丈夫なのか?」
「あぁ、大丈夫。それにのんびりしてられないよ。暗号鍵を取ってないんだから」
「昨日だらーんと帰って来た時は焦ったぞ」
「そんな事言うならついてこればよかったのに」
「ご主人様が悪いんです」
なんでさ
外に出てさぁアリーナへ行くかと思ったが魂の改竄でもするか
「という事でお願いします」
「何がという事なのかわからないけど魂の改竄ね、今やるわ」
...あのありす...まさか死んでる?
その考えにいたるには幾つか気になる言葉を言っていた
「空はまっかっか」...普通は夕焼けを思い浮かべ
るだろう...だが戦争じの空は赤い
「おうちはまっくろくろになって」
空襲だろう。
「まいにち変わらなくて」
戦争中だ、1日で終わるはずない
「おともだちはいなくて、ママもパパもいなくて」
多分亡くなったんだろう
「でも、がまんできないぐらい、いたいコトがあって。気づいたらここにいたの」
気がついたらここにいた...というのは俺と同じだ。でも状況が違う。そもそも今の世界で戦争をしている国はごく限られている。
全くないワケではないがそれでも指で数えられるくらいだ
「どうした?悩み事か?」
「橙子さん...あの、ありすって子なんですけど」
「まさかあの白い服を着た少女の事か?」
「はい、まさか...死人とか?」
「よくわかったな。あの子はサイバーゴースト死者の記憶や意志が電脳世界に焼き付いたものだ。」
記憶...そうか、それで断片的にしか...
「まさか同情しているのか?」
「...分かりません」
「まぁどうでもいいが」
「固有結界ってバーサーカーじゃ使えませんよね?」
「当たり前だ。まさか敵がバーサーカーとでも言うのか?」
「いえ、固有結界を使ったのだから多分キャスターだと睨んでます」
「妥当だな、キャスター以外で使うのなら魔術師か魔法使いくらいだろう」
その固有結界使う奴がうちのパートナーの一人なんですが
それにイスカンダルも使えます。はい
黙っておこう
「しかし固有結界を使うサーヴァントか、サイバーゴーストなら使えてもおかしくないな」
「え?なんでですか?」
「サイバーゴーストは膨大な魔力を持つ」
そうなんだ。俺も多いって思ってるけど多分それ以上なんだろう
「終わったわよー」
「...ありがとうございました。話、参考になりました」
「そうか、ならばさっさと行くといい」
「行こうみんな」
アリーナへ来る
敵は段々と強くなっている。けど倒せないワケじゃない。あれ?あそこに何
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