2回戦7日目 決戦2
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「っ!言わせておけば」
「アーチャー、彼の言い分は正しい」
「でも旦那の願いは"間違っちゃ"いない!」
「彼は否定しただけで"間違っている"とは言っていない。それにはきっと理由があるからだ」
プレシアさん...プレシアさんがアルハザードでアリシアを蘇らせようとした事、これは子を思う親としては間違っていない。でもそれにフェイトを利用するのは間違っていた。
ちゃんと最初から家族として力を合わせてジュエルシードを集めていれば、いや今のフェイトは幸せを手に入れている。これ以上思う事もないか。...ガシャンと最下層に着いた音がする
「行くかアーチャー」
「了解した」
「行くぞアーチャー」
「あいよ」
「色々思うんだよね、俺とあんたは反りが合わないとかさ」
「ほう、奇遇だな、私も同じ事を思っていたよ」
「まっ、お互いマスター思いのサーヴァントとして"今回"の俺は正々堂々戦ってやる!」
「などと言いながら不意討ちとはね」
アーチャーが矢を躱す
「戦いはもう始まってるんだぜ?不意討ちも糞もねぇよ。それ!」
「ハァ!」
お互い一歩も退かない、いや進んでいる
アーチャーがロビン・フッドに近づいた際に降り下ろした莫耶は弓で防がれる。だが右ががら空きだ
そこをアーチャーは干将で斬ろうとするが
懐から出した短剣で防ぐ、弓はアーチャーを指している
「っ!」
「いいよみしてるねぇ、でも残念、生き物ってのはこれだけで死ぬもんさ」
「くっ!?」
アーチャーが何かの攻撃を受ける。絶対毒矢だ
「...せ」
「ん?なんだ?命乞いか?」
「戯け!躱せと言ったのだロビン・フッド!」
「何!?くっ!」
そういえばいつの間にかアーチャーの手から干将莫耶が消えていた。それは干将莫耶のお互いを引き寄せ合う性質を利用して始めから投げていたのか
「大丈夫かアーチャー」
「大丈夫ではないな。にしても、アーチャーなだけあるな、今ので右肩斬られた」
「今回復しよう」
?回復魔術?
それより
「アーチャー!回復を許したらダメだ!」
「I am the bone of my sword(我が骨子は捻れ狂う)」
アーチャーは既に弓を放つ体勢になっている
向こうもそろそろ回復し終わりそうだ
「偽・螺旋剣( カラドボルグ)」
ドカーンと中心点を起点として爆発した
くっ!爆風で何も見えない!
いつでも対応できるようにゼロは構えている
[おい!何か大きな物体が近づいてくるぞ!]
「なんだって!?ゼロ!視界を空気による感知に変えろ!」
[たく、いきなり無茶言うな、ま、やってみる]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ