2回戦5日目 占星術
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!」
ロビン・フッドの矢は的確に急所を狙って来てる。それを分かってるかのように斬り伏せるアーチャー、それは殺し合いに長けてるから分かっての事、俺じゃ来たのを防ぐってだけで終わる。アーチャーは躱せるのは躱している
「ハッ!」
「させるかよ!」
なんとロビン・フッドは弓で攻撃を防いだ。それほど頑丈なのだろう
そしてすかさず
「はっ!」
「ふっ!」
蹴りを入れようとする。それを悟り後ろに下がるがロビン・フッドはまた弓で狙い出した
アーチャーは近づこうとせずただひたすら斬るだけ。俺にも流れ矢が飛んで来るが斬って落とす
「やるね、アンタ」
「誉められても嬉しくないがね」
矢をどんどん斬り落として行く俺のアーチャー、ロビン・フッドは苛立ちを覚えたのかコチラにも矢を放ってくる。俺はそれを叩き落とすだけ。今何分だ?そろそろ終わってもいいくらいだが
「そらよ!」
「...」
俺のアーチャーは蹴りを受け止めて耐える。すると
【強制終了します】
なるほど!アーチャーはセラフの介入を狙ってたのか。ここで倒しきれない。ならば決戦で戦うと
「あー疲れた。やっぱ柄じゃないっつーか、割りに合いませんわ、こういうの」
肩で息をしているロビン・フッド
「泣き言は禁止だアーチャー。儂のサーヴァントである以上、一人の騎士として振舞ってもらいたい」
「げっ...ほんと旦那は暑苦しいんだから。わかってますよ、騙し討ちは禁止なんでしょ。まったく、手足もがれているようなもんだぜ。人間には適材適所ってもんがあるんだが、必死になればなんとかなるもんだな。手足が無くても歯を使え、目玉で射るのが一流の弓使いってか」
そう言って一度頷くと、アーチャーは笑い出した。
「いやぁロックだねぇ! OK、期待に応えるぜマスター。所詮はエセ騎士だが、槍の差し合いも悪くねえか」
「その意気だ。次の戦いの準備は始まっている。意識を戦場から離すな。衛宮総刃よ、次の戦い、決戦での戦いだ。楽しみにしている」
そう言って懐からリターンクリスタルを出し消える
「やれやれ、あの手の男はどうも苦手だな」
「アーチャーは皮肉ばっか言うもんな」
「これでも気を使ってる方なのだかね。しかしこれで敵の真名が確固たる確信に変わったな」
「あぁ、敵はロビン・フッド!」
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