2回戦3日目 奇襲
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外に出ると空気が凍りきった感じがした
周りは人気がなくおかしかった
『奏者よ、何かあるかもしれんぞ』
「わかってる。とりあえず一階に降りようか」
一階に降りると殺気...心臓を鷲掴みにされたかのように呼吸が止まる程の殺気を感じた
「まずいぞマスター!奴に狙われている!」
「...アリーナに逃げよう。アリーナなら俺が戦えるから」
「わかった。合図をしたら走るぞ.....行くぞ!」
アーチャーの合図と共に走った。廊下の奥、アリーナの入口まで
そしてアリーナに入る。
まだ殺気は止まない、どうやら追っかけて来たようだ
「注意しろよマスター、何処から攻撃されるかわからん」
「弓兵のアーチャーが言うんだ。もちろん注意するさゼロ!セットアップ!」
バリアジャケットに着替える。手には剣となったゼロが
ゆっくりと、敵を倒しつつゆっくりと進む。周りを見ながら
しかし敵の姿は見えない
「そらよ」
「っ!来たか!」
「ハァ!」
キンキンっと鳴り響く。矢を二つ共落としたからだ
「いい!?マスターも先頭に出て戦うとかありかよ!?兎に角二射目行くぜ!」
「マスター!このままアリーナにいては蜂の巣だ!一端外に出てマイルームに戻ろう!」
「分かった!」
軽く飛び飛んで来る矢を避け続ける。いったい何処から狙ってきてるんだ?四方八方飛んで来る。これじゃ何処にいるかわからない
「ハァッ!」
「タァッ!」
当たりそうなのは叩き落とす。しかし限界が近づいて来ている
「ゼロ!」
[スラッシャーだな、飛ばすぜ!]
シャキンと音が鳴り飛んで来る矢を弾いていく
くそ!ライダーはライダーで戦い辛かったが今回はマジでキツい!
「見えた!ラストランだ!マスター!」
「俺走ってないけどっな!」
ようやくたどり着く。地面が光っている所、そこに入り元の校舎に戻る
マイルームまで一直線
「ふぅ、なんとかなった」
「全く、ヒヤヒヤしたぞ奏者よ」
「いや本当にキツかった。アーチャー、あんなに矢を放てるものなのか?」
「射つ者の技術によるな、私の場合は何発も放ち続けられるが今回のあの男もそうだったのだろう」
さすが相性召喚されただけある。精密射撃は得意ってか
「ご主人様、お茶を入れました」
「ありがとうキャスター」
ゴクゴクと喉を鳴らし飲む。お風呂にも入りたいな、と思ってるとボンとお風呂セットが
「む?あそこに扉が出来ているぞ?」
「まさかあの奥がお風呂?」
「ご主人様!一緒に入りましょう!」
「嫌だ」
「はぁ、入るなら早く行ったらどうだね」
「それじゃ一番風呂はもらうな。
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