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とあるの世界で何をするのか
第四十六話  VS AIMバースト
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鞭みたいである。

「ストーンブラスト!」

「これでもくらえっ!」

「アイスジャベリン!」

「これならどうだっ!」

 AIMバーストから反撃は来るものの、それを躱しつつ俺と御坂さんで交互に攻撃を繰り出す。そうこうしている内に、どこからか変な音が鳴り始めた。何となくレベルアッパーと似た感じの音なので、恐らくレベルアッパー解除プログラムなのだろう。

「おっ、初春さんやってくれたんだね! ベギラマ!」

 アニメの時とは違って初春さんが攻撃されることも無かったので、順調に事が運んだようである。

「この音が例のレベルアッパー解除なんたらってやつなの? そいやっ!」

「うん、多分そうだよ。レベルアッパーもこんな感じの音だったからね。サンダラ!」

 俺の言葉で察したらしい御坂さんから聞かれて答える。アニメでもこんな音だったはずだし間違いないと思う。

「それなら、これで終わりねっ!!」

「いや、まだだっ!」

 御坂さんが戦闘を終了しようとした所で木山先生から声を掛けられる。思わず振り返ってみると、木山先生はアニメと違って絹旗さんにおんぶされているという何とも締まらない格好だった。

「木山先生が超行かなきゃいけないって言うんで連れてきました」

 俺の視線を感じた絹旗さんが言うと、木山先生はすぐに言葉を続ける。

「ネットワークの破壊には成功したんだろうが、あれはAIM拡散力場を利用して二万人の思念が集合した物だ。今はネットワークが無くなっただけであって、AIMバースト単体でも動けるという可能性は否定できない」

「そんなっ、話が違うじゃない! だったらどうしろって言うのよ!」

 木山先生の言葉に御坂さんが噛み付く。

「俺の記憶が正しければ、ネットワークを破壊すればアレを何とか『出来るかも知れない』って話だったと思うんだけど……」

「それじゃー、私達の今までの苦労は何だったのよ!」

 俺が元の話を持ってくると御坂さんが俺にも噛み付いてくる。

「アレを原子力施設に近づけさせないため」

 俺は「いやいや、御坂さんはそんなに苦労してないでしょ」という言葉を飲み込みつつ冷静に返す。

「あー……そうだったわね……。じゃー、また一からやり直し?」

「まあ、そうなるかな。やったね、御坂さん! まだまだ思う存分戦えるよ!」

 なんだか面倒くさそうな御坂さんに対して、俺が少し煽ってみた。

「何でそうなるのよ! 私をまるでバトルジャンキーみたいにっ!」

 御坂さんが言い返してきたとたん、周囲の空気が凍った。何故かAIMバーストまでもが動きを止めたのである。

「えっ……違ったの?」

「超マジですか……?」

「ふむ、単に認め
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