乙女たちの宴 〜閉幕〜
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の本当にごめん。謝るから機嫌直してや」
「……じゃあはやてちゃんも答えて」
「え……」
「私やフェイトちゃんばっかり恥ずかしい思いをするのはフェアじゃないし、はやてちゃんも答えて。そしたら許してあげる」
その気持ちは分からなくもないけど……話を進めた方がこのあとのことを考えると良かった気がする。
だって絶対真面目な話が続くわけないだろうし。私も含めてなのは達もお酒を飲みながら話してるわけだから……酔い潰れて散らかしたまま寝る、なんてことにはならないようにしないと。
「え、いや、その……」
「答えるまで許さないから。ほら、さっさと答えた方が楽になるよ。というか……誰だってしてるって言ったんだからはやてちゃんもしてるんでしょ?」
「それは……えっと…………ます」
「うん? 聞こえないよ?」
「……あぁもう! しとる、してますよ。多いときは週に4回くらい!」
回数まで言っちゃった!?
えっと、そのはやて……多分なのははそこまで言えとは思ってなかったと思うよ。してるかどうか聞ければいいくらいで。だってそうじゃないと今パニック起こしそうな顔するわけないし。
「えええっと……そ、そんなにしてるんだ。……一人暮らしでもないのにみんなにバレないの?」
「みんなが眠った後とか……入浴中とかにしとるから大丈夫のはずや。……声も出来るだけ我慢しとるし。……バレてる可能性はなくはないけど」
「ま、まあみんな言わないよね……そっか、はやてちゃんは4回も」
「勢いで言ってもうたけど回数を復唱するのやめてくれへん……超恥ずかしい」
「ご、ごめん……」
「……ちなみになのはちゃんは?」
「え、私!? それはその……2回くらいかな」
はやてへの罪悪感でもあったのか、なのはまで回数を言ってしまった。
流れ的にふたりの視線はこちらに向けられるわけで……え、私も言うの? 本当に言わないとダメ? 私何もしてないし、言うなんて一言も言ってないんだけど。
「……答えないとダメ?」
「いや強制はせんけど……」
「その……気になるかなって」
「……あぁもう、分かった。分かったよ、言えばいいんでしょ! ……平均……3回くらい」
「……多い時は?」
「…………5回とか」
5……5回も。
そう言いたそうな顔をなのはとはやては浮かべている。その顔を見て正直に答えたことを後悔した。というか、穴があったら今すぐ入りたい。恥ずかしくて死にそうだし……
「そ……そんな目で見なくてもいいでしょ! 私はなのは達と違って数ヶ月もここから離れることもあるし、その間ショウとは会えないんだから……その、あれこれ考えてるうちに悶々としちゃうこともあるし。仕方ないというか……あぁそうですよ、どうせ私はみんなの中で1番エッチだよ! 悪
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