乙女たちの宴 〜閉幕〜
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どでお願いするで」
「べ、別にそこまで考え込んでないよ!? ……ごめんなさい」
「その素直さはフェイトちゃんのええところやな……性欲が強そうなところはまあショウくん次第やろうけど」
「な……きゅきゅ急に何言ってるの!?」
せ、性欲って……たたた確かに私ももう子供じゃないし、そそそそういうのに興味がないかって言ったら嘘になるけど。でもこのタイミングで言うことじゃないよね!
「べ、別にそんなこと今考えてないから!」
「でも考える時はあるやろ?」
「そ、それは……ひ……人並みには」
「ふむ……フェイトちゃんの性格とさっき触った時の反応からして一般的な回数よりも上やろうな。具体的には月にやのうて週に……」
「ストップストップ! そういう話をするのが目的じゃないよね。私の……の回数とか関係ないよね!」
何でそういう流れにするのかな。べ、別に下ネタを言うなとか言うつもりもないけど……お酒の席でそういうことを言われたことはあるし、気楽に話せる人間しかこの場にはいないわけだから。
でも今日は私達の今後について話すのが目的であって……私達のそういうことを暴露するのが目的じゃないはずだよね。それぞれに恋人が出来たり家庭を持ってるなら分からなくもないけど……
「もう、そうやってはやてちゃんがふざけるから話が進まないんだよ」
「それについては謝るけど……やっぱり気になるやん。自分が人と比べるとどうかとか……これまでこの手の話はしてこんかったし」
「それは……そうだけど」
「ちなみになのはちゃんは週に何回しよるん?」
「それは……その…………って言わないからね!」
顔を真っ赤にするなのはを見てはやては意地悪な笑みを浮かべる。
これは私の推測だけど多分はやてはこう考えているんだと思う。してないじゃなくて言わないと言ったってことは……つまり回数は少ないのかもしれないけどヤッてはいるんだなと。
「え〜なのはちゃんのケチ。ヴィヴィオに弟か妹が欲しいって言われて、その度にひとり妄想してモンモンとしてきてしとるくせに」
「な、何で知ってるの!? もしかしてヴィヴィオが言ったの?」
「え……あぁうんごめん。適当に言っただけや」
その言葉になのはの顔はさらに真っ赤に染まり、それを見たはやては心底申し訳なさそうな顔を浮かべて再度謝った。
まあそうだよね。友達のその手の事情を今の流れで聞いたら誰でもそうなるだろうし……というか、なのはもそういうことしてるんだ。大人にはなったけどそういうところはまだあれかなって思ったりもしてたけど、なのはももう大人なんだね。
「うぅ……死にたい」
「いやいや、これくらいのことでそんなこと言ったらダメやろ。その、女性だってそういう欲求はあるもんし。誰だってやってるやろうから……そ
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