第34話 =74層攻略=
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「こっ、こんにちは!!くくクラインというものです24歳独身「アンタは何変なこと言ってるのよ!!」ブハァ!」
少々シスコン気味…いや完璧なシスコンのユカの絶妙な力加減のパンチを受け後ろへ倒れるクライン。だが倒れる自分等のリーダーを無視し我先にと自己紹介を始まる風林火山一同。それをキリト、ユカがアスナには近寄らせないと押さえ込む。俺はそれをみて大爆笑するしかなかった。サチもシリカも口を押さえて笑いを我慢している。
「ま、まぁ悪い連中じゃないから。リーダーの顔はともか…痛ってぇ!!」
ユカにやられたのをキリトにぶつけたのかナイスタイミングでキリトの足を踏むクライン。その光景を見ていたアスナは体をクの字に曲げ面白そうにクスクス笑い始める。ちなみに俺はすでに大爆笑だその光景を見たクラインは俺とキリトの腕をつかみ冗談交じりの殺気をこめた声で「どういうことだ」と聞いてくる。
「…中心はキリトだぜ」
「なっ、お前!」
本当のことだろう、と思いながら俺はクラインの手から抜け再び第3者へ戻る。キリトとクラインの口げんかがどんどん大きくなっていくことに再び笑いそうになるがアスナが助け舟を出すのか前進した。
「こんにちは。しばらくこの人とパーティ組むので、よろしく」
この時点でクラインたち風林火山に落胆、憤怒の感情が入れ替わりに表れて大事になりそうな気がする。さすがにやばいので両者の間に入り止めようとするがこういうときに限って引かないんだよな、クラインは。
「…あれ、今日だけじゃないの?」
「お姉ちゃんが言ったんじゃない…」
と姉妹はこそこそと話しているが。
「リクヤ、キリト。もう少しでほかの集団がくるみたい」
「…『軍』か?」
サチが索敵スキルで『軍』らしき集団を確認したらしくその集団はこちらへ向かってくるらしい。キリトとアスナもここに来る途中で例の集団を見たらしくより『軍』の可能性は高くなった。
「みなさん、『軍』です!!」
風林火山よりも大きく鎧の音を響かせ、さらにそろった足音で安全地帯に入ってくる集団にシリカの報告で全員でその方向を向く。
そこにはシリカの言ったとおり軍特有の武具を装備した十数名が真ん中らへんで座っており、リーダーらしき人が俺たちの目の前まで来た。
「私は、アインクラッド解放軍所属、コ―バッツ中佐だ」
あれ?確か軍ってのは皆がつけたあだ名じゃなかったか?いつの間に正式に軍になったんだろう…と思っているとまず「キリト、ソロだ」とキリトがいい、「シリカです。凛々の自由のリーダーです」とシリカが物怖じせず目の前の屈強な男に言い「クライン、風林火山だ」とクラインが締めくくった。中佐さんは軽く頷くとこちらに質問をしてきた。
「君たちはこの先も攻略して
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