暁 〜小説投稿サイト〜
DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
大好物はシスター?………いいえ、美女全てです!
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
が多いけど…?」
おいおい…ここまで出来の良い息子は居ないだろう…

「お父さん…自覚してなかったんですのね…大分以前から、お父さんの女癖の悪さには反抗的でしたわよ、お兄ちゃんは…」
「女癖って…みんな良い女ばかりだよ!」
「そ、そう言う意味じゃなくてね…」
女の善し悪しじゃなくて、女に手を出すという善し悪しだ!

「そうだよマリー!リュカさんの女の趣味は最高だ!アリアハンに戻って、久しぶりに孤児院へ挨拶しに行ったけど、シスター・ミカエルはやっぱり美人だ!彼女の娘さんも、両親の血を引いてるから、将来絶対美人になるね!」
なぬ!?ウルフがお父さんの肩を持った!?

「へー…お前、何時の間にミカエルさんに会ったの?美人だよねぇ〜……………あれ?今、娘って言った?何それ??」
え、またですか!?

「ま、まさか…ウ、ウルフ君、その娘さんて…」
「さぁ…ハッキリとは言いませんでしたが、愛した男性は1人だけみたいでしたし…俺の知る限りでは、シスター・ミカエルは複数の男性とお付き合いできるような性格ではないですからねぇ…」
ほぼ決定じゃん!
しかも、また妹かよ!

「やべ〜…1年以上前の事だから油断していた。そっか…こっちの世界で3人目か…」
何でお前は冷静なんだよ!
「ウ、ウルフ君…頼むから嘘だと言ってくれ…頼むから、これ以上腹違いの妹が増えた等と言わないでくれ!」
情報提供者に懇願するお兄ちゃん…よくグレないわよね?

「リュカさん…ティミーさんがあんな事言ってますが…当事者としてはどうなんですか?」
当事者意識が無いから聞くだけ無駄じゃないの?
「あれ!?その言い方からするとお前…嘘吐いただろ!本当はミカエルさんに会ってないだろ!」
え!?

「ちっ…本当はリュカさんを困らせたかったんだけど、必要以上にティミーさんが慌てちゃったよ…ゴメンねティミーさん」
何と此度の家族増加騒動はマイダーリンの狂言だった!

「う、嘘だったんだな!な、何でそんな嘘を吐くんだよ!?」
半泣きで憤慨するお兄ちゃん。
「俺の憧れていた女性を、いとも簡単に寝取った男に復讐をしたかったんだ!けど、張本人はさほど取り乱さなかったし………上手く復讐出来ないもんだなぁ…」
しょうもない理由での狂言に、被害者お兄ちゃんもグッタリ。



「しかし流石はリュカ殿ですな…一挙手一投足において、他人を巻き込む天性の素質!学びたい物ですなぁ…」
新たな娘騒動も一段落し、お父さんを尊敬する様に馬鹿にするラン君。
…それとも馬鹿にする様に尊敬してるのかしら?

「安心なさいラングストン君…貴方はその素質を持ち合わせているわよ。リュカに嫌がらせを出来るのは、貴方ぐらいなもんよ!」
そうよね〜…具無しピザは最高だったもん!


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ