第12話 信じる強さ
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てよ!」
リオはそうガムに言った。
「無理だ!今の科学でオーブを止めるのは無理だ」
ガムはそう言って自分の片手をじっと見た。
ピコンピコンピコン
オーブのカラータイマーが点滅を始めた。
「リオちゃん、コロナちゃん。オーブは直に消えてくれる」
そうガムは言った。
「ヴィヴィオがこのままじゃあ死んじゃうよ!」
リオは涙を溢して言った。
「止めろー!」
アインハルトはそう大声で言った。
オーブは攻撃を止めて何か思い詰めた表情をしていた。
だがロボットは目からビームをオーブに向けて放った。
オーブは剣を盾にして攻撃を避けてそのまま吹き飛ばされた。
オーブは怒りに任せてゼットシウム光線を放とうとした。
だがメビウスがオーブの放ったゼットシウム光線をまともに喰らった。
「ミライ!」
ティアナはメビウスが消滅した場所に向かった。
オーブは最大パワーのゼットシウム光線をロボットに向けて放った。
バチバチバチバチ
ロボットはオーブの光線を喰らい体から火花が出て爆発した。
爆風が巻き起こりオーブが立っていた林は爆発で大半が倒れていた。
「フッ!ウワアアアアアアア!」
オーブは光になり姿を消した。
ーーー病院ーーー
ミライとヴィヴィオは救急治療室に運ばれた。
「フェイトちゃん、ヴィヴィオ助からないかもって」
なのはそうフェイトに涙を流しながら言った。
「大丈夫、きっと助かるよ」
フェイトはそうなのはを抱き締めて言った。
リオとコロナはアインハルトの背中をじっと見た。
「ヴィヴィオさん、貴女まで消えてしまうんですか?」
アインハルトはヴィヴィオの手を握って言った。
すると後ろからアインハルトの肩を叩いた。
「ガイさん」
アインハルトはガイを見て涙を流しながら言った。
「ヴィヴィオさん目を覚まさないみたいです」
アインハルトは下を向いて言った。
「俺は、オーブを許せない」
ガイは自分がオーブに変身してヴィヴィオを傷つけてしまった事を憎んでいた。
「私も、オーブは味方だと思ってたのに」
リオはそう言った。
「機械と同じなんだよ。強すぎる力を手に入れたら歯止めが効かなくなるんだ。だがな力っていうのは力で制御したらダメなんだ!包み込む優しさが必要なんだ」
そうコフネは病室に居る皆に言った。
その言葉を聞いたアインハルトは自分の片手をじっと見た。
「ガイさん・・・」
ヴィヴィオはそう小さな声で言った。
「ヴィヴィオ?」
なのはやフェイトはヴィヴィオの声を聞いて近づいた。
「私・・・
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