アインクラッド編〜頂に立つ存在〜
X`mas企画 伝説の依頼
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ないから・・・よろしくなリクヤ君、ビート君」
「ああ。よろしくな、ソレイユ」
「よろしく、ソレイユ」
自己紹介も終わったところでルナがソレイユへと詳細の説明を求めた。
「ねぇ、ソレイユ・・・このクエストっていったい・・・?」
「ああ、そのことなら歩きながら話すからとりあえずいくぞ」
そう言ってキリトたちが来た道を歩いていくソレイユ。それに続くようにキリトたちも歩いていく。
◆
「このクエストは・・・まぁ、簡単に言えばさっきの不死鳥を傷つけないように守ることがクエストの目標だ」
「守るって何からなんだ?」
「その質問にはビート君、もうすぐ見えてくるものが答えさ」
下り坂を折りながらそんなやり取りをしていると中腹の空けた場所まで下りてきていた。先ほどここを通った時には何もなかったはずだったのだが、今回はそうではなかった。そこには、絶望的なまでの光景が広がっていた。
「なんだよ、これ・・・こんなのってアリかよ・・・」
呆然と呟くキリト。
「うそ、うそよ。こんなのって・・・」
口を押えながら目を見開くアスナ。
「さすがに、これは・・・」
難しい表情で呟くルナ。
「まぁ、これがレジェンド・クエスト【フェニックスの守護】さ」
中腹の空けた場所が黒い影によって覆い尽くされている。何匹いるかもわからない、数える気が起きないほど、おびただしい数のMobがそこにはいた。ありえない数のMobを見た一同は愕然とする。
「だ、だけどよォ・・・ここは二十層なんだぜ。今の俺たちならこれくらい・・・」
「残念だな、クライン。あのMobの強さは五十層くらいはあるぜ。因みにあそこにいるのは、一万体だ」
「なっ・・・」
一筋の光を見つけたクラインだったが、すぐさまソレイユによりその希望は打ち砕かれ、さらなる絶望が明らかになった。この渓谷は一本道だったので、脱出するには結晶を使うしかない。
「・・・よく、こんなのできたよな、ソレイユ・・・」
「最初は苦戦したが、何とかなるものだ。で、どうするんだ?やるのか、それともしっぽ巻いて逃げるのか?」
挑発的に言うソレイユに答えたのはクラインだったが声は震えていた。
「ば、馬鹿やろォ!!こ、ここまで来てむざむざ帰るわけねェだろォ!!」
「そう言ってるわりには震えてるぞ」
「こ、これは武者震いってやつだっ!!」
意地を張っているクラインを面白そうに見ているソレイユだったが、突如頭上に電球が閃いた。
「面白いこと考えた。キリト君、リクヤ君、ビート君・・・競争しようぜ。誰が一番倒せるかってな」
「別にそれはいいけど・・・どうやって判定するんだ?」
「ウインドウ開いてクエ
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