2回戦1日目 毒
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今日2回戦の対戦相手が発表される日だ。そして今俺達は何をしているかと言と
「スペ4」
「くっ!スペード縛りか、だがスペードの3!」
「パス」
「...パス」
トランプをしている。アーチャーが長考したって事はジョーカー持ちかな?
「パス」
「では勝ち上がるとしようロイヤルストレートフラッシュ!」
「それ違うルールのやつ」
「だが集まっているぞ」
「恐るべし皇帝特権ですね」
そこでピピピピと端末が鳴る
見ると対戦相手が公表されたようだ
「よし!行くか」
「うむ」
「はい」
「あぁ」
対戦相手は─ダン・ブラックモア?
「君が次の対戦相手か...幼いな、だが強さがしっかりと伝わってくる。そしてなによりいい目をしている。迷いのないハッキリとした目だ」
「は、はぁありがとうございます」
「君との対戦は期待できそうだ。未熟者達ばかりで困っていた所でな」
「未熟者?」
「君はかなりの強者とみる、違うかね?」
「まぁ強いって自信はありますけど」
「ならばいい。では、次会うときはアリーナか決戦の場所だ」
去っていく、なんだったんだろうあのおじいさん
にしてもやることがあまりないな。屋上に凛さんいるかな
「あ、いた」
「ん?あら聞いたわよ貴方の対戦相手、まさかダン・ブラックモアと当たるとはね」
「そんなにすごい人なんですか?」
「えぇ、彼は軍人にして西欧財閥の一角を担う凄腕の狙撃主だったの」
「狙撃主...てことはサーヴァントのクラスはアーチャーか?」
「あら、なんでそう思うのかしら?」
「だって触媒がないと相性召喚になるから自分と似てるやつとかが召喚されるはず」
「勉強してるのね、えぇそうね。その可能性はありうるわね。ここで彼を倒せたら貴方は完全なる強者ね」
うーん、サーヴァントと戦う俺からしたら強者ではありたいな
「それじゃあこれで」
「えぇ、いい報告期待してるわ」
アリーナへ行こうとするとダンさんと誰かがいた
「2回戦の相手を確認した。まだ幼いマスターだが油断はできん。予断も独断も感心せんぞ」
「へいへい分かってますって。どんな相手だろうと手加減なし。かつシンプルにぶっ殺しますよ。ま、ともあれあっちも一人殺してるワケですし?1回戦で戦った連中より幾分マシなんじゃないすかね。いや精神的に」
「それを油断と言うのだがな...ともあれこの戦いは連携が肝要だ。私の指示に従え。1回戦のような独断はするな。この戦場はただ勝つだけでは許されない戦いだ。よいか。あのような真似は2度とするな」
「あーはいはい分かりましたよ。ったく口うるさい爺さ
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