暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
7部 中学生編
3章 夏休み
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ムなんてなかった。
「お久ありさ」
「夏休み入って以来かしら」
「そうなるね。元気そうでなりより」
「今日はどうしたの?」
「なのはのことで」
「また何かあったの?」
「私にはね」
「本当にどうしたの?」
「なのはと一応お付き合いすることになったから報告」
「以外には答えだすのが早かったわね」
「色々な人たちが手を変え品を変え手を出してきたからね」
「ふ〜んっで」
「それだけだよ」
「なのはの事泣かしたらが怖いからね」
「みんなそう言うよね、私がなのはにいじめられるって線はないの?」
「なのはが綾を泣かせるとしたら愛ある事でしょう。本当に怖いからね」
「あ〜確かに小姑がいっぱいいるからね」
「へ〜小姑って誰のこと言ってるの?」
「さぁ誰の事だろう」
「前にさぁ、綾が言ったように甘いことだって知っているけれど、
あの子の事幸せにしてやってよね」
「本当になのはって愛されてるよね」
「あんたもでしょうが」
「そっか」
「それだけ」
「それだけのためにミッドからここまで来ました。」
「他のみんなは」
「なのはは明日に帰宅であとはさぁ?」
「綾も中学卒業とともにあっちに行くの」
「行くとしても管理局には入らないと思う」
「どうしてか聞いてもいい?」
「なのは達には悪いけれど、あの組織腐ってるし、全員入ると何かあった時に手が出せなくなっちゃうから」
「本心は?」
「腐った組織のくせに税金の多重取りなんていや」
「どうするの」
俺は一枚の名刺をアリサに渡した
「なになに南條商事」
「何の会社なの?」
「雑居ビルの管理業だよ。つい先日雑居ビル4F建てを購入したから」
「何をしているの?」
「将来のためにね」
「きちんとした場所じゃないんでしょ」
「まぁね。表向きの会社だし」
「裏は何?」
「荒事の嘱託だよ。これからミッドの仕事は会社を通して行うことにしたか
ら」
「税金対策ね」
「それもある、私立探偵みたいな感じだよ」
「あまり無茶しないでよね」
「大丈夫。明日の無茶を考えたらきっと楽だよ」
「明日何かあるの?」
「高町家に挨拶に行くの」
「それで」
「なのはのことを認めてもらいたくてね。一戦二戦あるかもしれないから」
「がんばりなさい」
「ん、ありがとうね。帰るわ」
「またね」
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