ペルソナ3
1839話
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い訳じゃないけどな」
「……具体的には?」
俺の言葉はゆかりにとっても意外だったのだろう。
不思議そうな表情をこちらに向け、聞いてくる。
そんなゆかりに対し、俺は満面の笑みを浮かべつつ、やるべき事を告げる。
「ゆかりの戦闘技術の向上と、ペルソナの強化だな」
「……あ−、うん。なるほど」
一瞬驚いた表情を浮かべたゆかりだったが、すぐに俺の言いたい事を理解したのだろう。頷きを返す。
実際、ゆかりの戦闘技術はそれなりに上がっているとはいえ、あくまでもそれなりだ。
現在使っているショートボウも、矢を射る時には一旦止まってからでなければ、矢が狙いから逸れることは珍しくない。
そう考えると、やはりゆかり自身の戦闘技術の向上というのは必須だ。
少なくても、矢を射る時にわざわざ足を止めなくてもいいように……それこそ動き回りながらでも矢を射る事が出来、更にはその矢が敵に命中するような技量は欲しい。
勿論それは最低限であって、可能であれば動き回りながら相手の急所に……シャドウの場合は仮面とかがあるから、その目や口のようにピンポイントに矢を命中させるような事が出来るようになって欲しいが。
また、弓を構えている状態から、素早く召喚器を使う訓練や、イオをもっと強化してより強力な魔法とかが使えるようになったり……といったように、ゆかりの強化という一点では、まだ大きな伸び幅がある。
ゆかり本人はそれを理解しているのかどうかは分からないが、それでも俺の言葉にやる気を見せるのだった。
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