面倒な事この上ないな
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「...サーヴァントの気配がするな...というかこの倒れてる人達は?」
[死んでやがる...おい、あの人形動き出したぞ!]
身構える、敵は一直線に攻撃してきた
俺はそれを防ぐ、そして蹴り飛ばす
「弱っ!」
[だからチュートリアルだって、というかお前が強すぎるんだよ]
そんなもんか?とりあえずコイツを倒して
【助けて】
【死にたくなかった】
【なんで俺が】
「ぐぁ!?」
[おい総刃!どうした!?]
「頭に..何か入って来て」
[来るぞ!おい!くそっ!]
総刃は体に力が入らない。それをゼロが握ってる左腕だけ動かし引っ張った。それでなんとか躱す。だが2度は通用しない。ドールの腕が総刃の腹を突き刺した
「かはぁ!?」
痛みで意識が戻ったのかゼロで斬り返す
だが防がれてしまう。人形と言えど学習するようだ
「はぁっ!はぁっ...まずいな...」
[治療より倒した方が早い!遊んでないでまともに戦え]
「って言われてもなぁ...「頭ん中に死にたくなかった」とか聞こえて来るんだよっ!」
[なんだよそれは!?]
知るか!くそ、お腹が貫通したのが効いてるのか動きが鈍ってる。まだ細くてよかった方だ
臓器のどこも怪我はしていないからな。さてどうするか。俺だって死ぬわけにはいかない
イリヤ達に別れの言葉を言わずに去るとかやだし、だがこのまま戦えば俺は
「うむ!死の淵において恐れを抱き恐れを飲みなお戦うか。
見事だ、よくぞ言った名も知らぬ路傍の者よ。
その願い世界が聞き逃そうと余が確かに感じ入った。
拳を握れ、顔を上げよ!命運は尽きぬ!なぜならそなたの運命は今始まるのだから」
「その魂、ちょお〜〜〜っと待った!暫く、暫くぅ!
何処の誰とかとかぜーんぜん存じませんが、その慟哭、その頑張り。
他の神さまが聞き逃しても、私の耳にピンときました!
宇迦之御魂神もご照覧あれ!この人を冥府に落とすのはまだ早すぎ。
だってこのイケメン魂、きっと素敵な人ですから!ちょっと私に下さいな♪」
「……酷い話だ。間違っても呼ばれるコトなぞないように祈っていたが、まったくの徒労とはな。
抑止の輪はどんな時代でも働き者、というコトか。いいだろう、せいぜい無駄な足掻きをするとしよう」
ガラスの砕ける音、それが聞こえたと同時に回りが明るくなる。
「選定の声に応じ参上した。オレのような役立たずを呼んだ...なんだこれは」
「謂れはなくとも即参上、軒轅陵墓から、良妻狐のデリバリーにやってきました!ってあれ?」
「では改めて問おうそなたが...どういうことだ?」
三者共に疑問の声を上げる。
...まぁ確かにこの状況はそういう声をあげ
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