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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica4冥府の炎王〜Xweria〜
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よね」
アイリと同じように頭の上に在るリボンと八重歯が特徴的な、活発そうな女の子の怪我の度合いを見ながら「本局医務官、アイリ・セインテストです」って自己紹介すると、「リオ・ウェズリーです! 今日からヴィヴィオ達の友達です!」って元気ハツラツとした声で返してくれた。
「スバル寄りの元気っ子だね〜」
「あはは、だね〜」
「うん。処置も教えた通りにやってる。偉いよ、フォルセティ」
「やった! ありがとう、アイリお姉ちゃん!」
「んっ。さてと・・・」
もう1人の女の子へと目を向ける。夏とは言え遺跡内の涼しさに耐えられるようなものじゃない薄着で、しかも裸足っていう不審すぎる子だね。スバルが「君はどこの子かな?」って目線を合わせた上で質問した。
「スバルさん、アイリ。この子がルシルさん達が捜してるイクスヴェリアだよ」
「え・・・!?」
「いやいやいや、ちょっと待って! アイリ、イリュリア戦争でイクスヴェリアに会ったことあるよ! だから断言できる! その子は違うよね!」
アイリの知ってるイクスヴェリア陛下は男の人で、もちろん子供なんかじゃなく女の子でもなかった。マイスターだってイクスヴェリアと2人きりで話したことがあるって言ってたし、その上で女の子だったなんて言ってないもんね。。
「戦場では一緒にならなかったので、円卓会議でのことですね」
「っ! 円卓会議のことを知ってる・・・! でもそれは古代ベルカ史に詳しい人なら、知ってるような知識でもあるし・・・」
決戦前に行われたアウストラシアでの円卓会議は、一部の歴史書にも書かれてるらしいけど、そっち系に詳しい歴史学者や歴史マニアしか読んでいないようなレベルの書物だから、一般人が知ってるわけないんだけど、でも知ってる人は知ってるってレベル。
「では、これはどうでしょう。ダールグリュン帝がオーディン様を試すために挑発を行い、あなたともう1人の融合騎・アギト、それに騎士ヴィータが乗ってしまったのですが、オーディン様と騎士シグナムがお止めになった。これはどうです?」
「本当にイクスヴェリアなんだ・・・」
そこまで詳しい事はさすがに書かれてないよ、どこの歴史書にも。だから信じるしかなかった。でもスバルだけは「えっ? ホントにこんな小さい子が・・・!?」って未だに信じられないって風だ。
「これでも1000年以上生きているんですよ?」
「「「1000年・・・!」」」
ここで驚くのはフォルセティ達。背格好で言えばフォルセティ達3人と似通ってるんだから、イクスヴェリアのことをよく知らない子にとっては当然とも言えるよね。リオが「大お婆ちゃんだ!」って超失礼なことを言ったから、イクスヴェリアが「おばあちゃ・・・!?」ガーンとショッ
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