加速する幻想
敵意と転校生!?
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え〜!!!??」
一人の女子の疑問に答えた麻耶、その言葉にクラスの女子は驚愕した。後ろに居る二人が閃輝の家族だとは、思わなかったのだ。
「それにそれだけじゃないですよ! 今日は転校生がいます!しかも4人も!」
「「「「「えええ!!?」」」」」
更なる驚きが女子達を更に騒がせた
が、閃輝は
「(またか・・・俺には関係ないがな・・・)」
っと起こる出来事に飽きる様な状態だった。
「それでは入ってきてください!」
麻耶がそう言うと、ドアが開き転校生が入ってきた。一人は女子、とても長い銀髪と眼帯が目に付く小柄な少女、残る1人が入ってきた時、闇夜と魔理沙も一瞬のみ、声を上げた
「ん?」「あれ?」
「お、男?」
「(ゴスッ!!)」
中性的な顔立ちで金髪を首の後ろで束ねており、どちらかと言うとスリムな体型をしている少年だった
「シャルル・デュノアです、フランスから来ました 宜しくお願いします」
「「「「「きゃあぁぁぁぁあ!!!!!」」」」」
女子の声が教室中に響く
「男子! 2人目の男子!」
「霧雨君とは違う魅力!!」
「なんかこう守ってあげたくなるような!」
女子は歓声を上げてシャルルに魅了される
が、閃輝、闇夜、魔理沙はシャルルに対して、疑いの目を向けた。
「(なぁ兄ちゃん、あいつ明らか女だよな)」
「(ああ、幾ら男のように振舞おうとしても、骨格は誤魔化す事は出来ない。
でも、今一番いらついているのは閃輝だろうな)」
「(・・・嘘をついてるな・・・)」
閃輝はシャルルに、不快な気持ちを抱いた。閃輝は嘘などという物を嫌っている、冗談や家族や親しい者の軽い嘘はまだ割り切れるが、こう言った自分や他人を欺く嘘を閃輝は好まない。
それによって閃輝がシャルルに対する第一印象は
『嘘をつくふざけた奴』
という物であった
「挨拶しろラウラ」
「はい教官」
ラウラと言うらしい女は千冬に敬礼をした
まるで軍で部下が上官に対して行い物とまったく同じものである。
「ここでは織斑先生と呼べ」
「了解しました、ラウラ・ボーデヴイッヒだ」
千冬に敬礼し、そのまま前を向くラウラ・ボーデヴィッヒ。ただ、名前だけを簡潔に述べた。
「「「「・・・」」」」
「え〜っと・・・以上ですか?」
「以上だ」
そのあまりの簡単な自己紹介に教室の空気は死んだ。
そしてラウラは、閃輝に近づいていき、拳を振り上げてそのまま閃輝を殴ろうとしたが
「!?こ、これは!」
ラウラは驚愕した。何故なら自分は、100を超えるナイフに包囲されているのだ。
それもナイフは宙に浮いており、全ての刃が自分へ向いていた。
「・・・いきなり俺を殴ろうとす
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