episode4ラ・ピュセル 紅蓮の魔女
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
ライダーにある仕組みをした。1度だけ発動する魔法陣を腕に仕組んである。魔力を流すと転移をするという。場所はランダムではあるが術者のライダーがいるこの土地のどこかであるため、遠くへと行くことは無い。
エクルをキャスターが飛ばした後に自分も飛ぶつもりだったがあっさり見破られた。
「この地は私になんでも教えてくれるからね。それより。もうあなたに手段はないわ。大人しくしなさい。エクル・アルトマイルを飛ばすわよ」
この地がなんでも教えてくれると言うのは引っかかるが……終わりか……セイバーは目を瞑る。
こいつの言いなりになるくらいなら死んだほうがましだな。
???
エクルは深くてくらい場所にいた。何も見えない。ただただ闇が広がる。見つめていると突然炎が巻き上がる。そして声が聞こえた。
ーー目を覚ましなさい、エクル。あなたはまだ終われないでしょう。あなたの仲間が危険な目にあってるわよ?せっかく私が力を貸してあげたのにそれで終わるつもりは無いでしょ。私の復讐の炎は、簡単には消えないわよ。エクル。詠唱しなさい。紅蓮の聖ーーいいえ、紅蓮の魔女とーー
エクルは詠唱した。仲間のために。かつて俺に道を示した…ルーラーのために
ムドンの森
「そうね。どこにに飛ばしてやりましょうか?」
キャスターがエクルを飛ばそうと手を伸ばす。だが突然あたりに炎が巻き上がる。それは木や草に燃え写っていく。
バーサーカーは訳が分からなく見ているだけであるがセイバーはこの混乱にと動き出す。その時、声が響いた。
ーー紅蓮の魔女ーー
その場にいたものがその声を聞いた。エクルの言葉を
炎を見ていた3人は声の聞こえたエクルの方へ向く
目を閉じ黒いマントを翻し、顔に黒い金属を身につけ、剣を持つエクルの姿があった。
目をゆっくり開きセイバーへと声をかける
「セイバー。お前に気をつけろって話して、俺が捕まるなんてな」
笑いながら話す。セイバーは呆れながらエクルの元へと走り出す。キャスターはバーサーカーに合図を出し攻撃に転ずるが。セイバー、エクルともに避ける。
「キャスターの対策はまだ出来てないからこのまま帰らせてもらうぞ。セイバーを操られるのはキツイからな」
エクルはセイバーの手を掴み転移をしようとし、詠唱が終わる前にとキャスターはバーサーカーに宝具を使用するよう命令する。
宝具はその英霊の象徴。真名がバレる可能性もある。ただマスターがキャスターの手のあるうちはバーサーカーは従うしかない。
「大江山大炎起!!!」
迫ってくる宝具が届く前に、エクルは転移していった。
バーサーカー。お前の武器は魔を断つ
そう言い残した。
バーサーカーはそれを聞いてただ自分の得物を見ていた
キャスター
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ