episode4ラ・ピュセル 紅蓮の魔女
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
んと自分が狂っていくような気がする。
彼女を殺すのではない。ここにある誰かを殺すのにためらいなども必要ないだろう。
最後のターゲットをマスターの元へと運んだ……
アサシンが出たあとのマスターのいる部屋では電話の音が鳴り響く。電話を手に取ると耳には男性の声がする。
「例のものは用意できたんですかぁ旦那ぁ」
「心配はいらん。今行かせた。時期にお前に渡す分も持ってくるだろうさ」
電話の相手はさっすがぁ!と声を高らかにあげて喜ぶ。相手は闇商売を生業とする商売人。臓器も扱っている。魔術回路を取り出した後はすべて渡している
マスターは売上はどうだと話しかけた。
売れまくりですよ。首から下は綺麗ですからどの部分もね。と気色悪い声質でそう答えた
相手はマスターの状況を聞いてきた
「あなたはどうなんです?ゴーマッド・ツヴァイさん?」
アサシンのマスターの名はゴーマッド・ツヴァイ。魔術回路だけを取り出し、肉体や色んなものに移植。肉体にならば単純に魔力増幅。武器、例えば剣にならば魔力を込めることにより通常の強化より強くなれるのではと。考えた。その考えの為なら人を殺すことも構わない。その思想により彼は魔術協会から追い出される
「さてな。それでは切るぞ。今日はもう話す必要も無いからな」
相手の返しの言葉を聞かずに切った。ゴーマッドが聖杯を求めるのはただ一つ。新たな魔術の祖となりこの世界の支配者となることである。
「支配者の道はもうすぐだ。そうだろ?ケル」
ケルと呼ばれたその犬らしきバケモノは見た目と反して犬のようにただ吠えただけだった。
ライダーと別れたセイバーはキャスターに言われた場所へとやって来た。ムドンの森へと
「ここからは吾が案内する」
突然現れたサーヴァント、バーサーカー。彼女は歩き始める
「なんでバーサーカーがキャスターの所にいるんだ」
バーサーカーはお前に話す必要は無いと言った
セイバーはそれに対して何も言わずにそのまま森の奥へと入っていく。
少し開けた場所に着くと木に縛られているマスター、エクルと、キャスターがいた。
「よく来たわね。さ、取引。私の元へ戻れば何もせずにエクルは返してあげる。あなたを釣る以外に使い道はないわけだからね」
この際セイバーは宝具をぶちかまそうかと思ったがマスターを巻き込むしなにより母上はオレを操る手段がある。なぜかはオレにだってわからない。
「……従う。従うからどこかエクルを転移に飛ばしてからだ」
お利口ね。そうキャスターがいうと指を鳴らした。特に何も起こらなかったことにバーサーカーは疑問に思ったがセイバーは別だった。
「……なんで気づいた。ライダーがオレにかけた仕組みに」
セイバーは
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ