episode4ラ・ピュセル 紅蓮の魔女
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外にでてあたりを散策していたエクルは、自分の持つ黒剣を見つめていた
黒剣が反応しない。
冬木の聖杯戦争で手に入れたこの剣は一度対峙すればそのサーヴァントが自分がどこにいても位置がわかる
対峙したアーチャーとキャスターのが位置がわかるはずなのだが、アーチャーもキャスターも位置がわからない
「何か……何かが剣の能力を封じている」
黒剣が接触したのはアーチャーの矢とキャスターの短剣のみ。
これらに接触する前はちゃんと機能していた。
どちらかとキャスターの短剣が可能性としては高い
そう考えていると目的の人物があちらから現れた
「その剣の能力は短剣でふうじたわよ。私以外の誰も使うことがなかったがゆえに後世に語り継がれなかったこの短剣でね」
エクルの目の前にいるキャスターはこちらに見えるよう短剣を取り出す
昨日の戦闘のさいに俺たちのの攻撃をあの短剣が受け止めた。
その時に何か施したのだろう。俺一人でサーヴァントを探す手立てがなくなったものの、キャスターを探す手間がはぶけた。
即座にエクルは攻撃を仕掛ける
「Explosion!」
キャスターの目の前に飛んできた宝石はエクルの詠唱が合図になり宝石は凄まじい爆発をする
エクルの宝石魔術は単語一つで発動する。ほかの人はどうなのか知らないがそういうもん。
文句があればエルメロイまで。
キャスターは宝石魔術を知らなかったのか驚いた顔をするが、この程度でうろたえていては英霊とはいわれないのだろう。キャスターは距離をエクルから取り右手をあげ詠唱する。
キャスターとして呼ばれたのだから魔術はお手の物だろう。……例外はあるだろうが
エクルは剣を抜き、宝石を飛ばす。
「Enfer Flamme」
「Explosion!」
ほぼ同時に詠唱。エクルの宝石は先ほど同様爆発をしキャスターの魔術は炎の魔術だったが、エクルには当たらないようになっていた。それに気づき疑問に思った時にはキャスターではない攻撃をくらい気絶してしまった
「よくやったわ……バーサーカー」
バーサーカーは不満そうにキャスターを見つめるが何も言わずにキャスターから視線をそらした。
キャスターが行ったのは魔術で逃げられないように辺りを炎で包み、バーサーカーで不意打ちをしたのだ。
不意打ちというのは吾がもっとも嫌いなものだ。嫌なことを思い出す。
キャスターの顔も見ずにそう言い放ったが彼女は何も言わずにエクルを拘束する。
「……セイバーのマスターを何に使う。キャスター」
バーサーカーがキャスターに問いかけた。キャスターは何も無いところに手を伸ばし何かを捕まえる様動かす。鳥型の使い魔が姿を現した。セイバーに伝えなさい、1人で会いに来いと。そう言うと鳥型の使い魔を離した。使い魔はキャス
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