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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0178話『十五夜と甘える卯月』
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渡してきた。
そして赤城が少しだけ注いで私達は月を肴に一滴飲み干す。
少し染み渡る感覚を味わっているんだけど横では卯月が「うぇー、苦いぴょん……」と言っていた。
まぁ予想通りの反応だな。

「だから言ったでしょうに……ほら、お水を飲みなさい」
「ありがとぴょん」

それでお水を飲んで「ぷはぁ!」という感じのリアクションを取った卯月は、

「でも、やっぱりお月見はいいものだぴょん。司令官、来年もやろうぴょん!」
「そうだな。という訳で赤城に加賀。来年も空母寮を使わせてもらうぞ」
「はい、いつでもどうぞ。大人数入れるように出来ていますからまた人数が増えるでしょうけど歓迎ですよ。ね、加賀さん」
「ええ。来年にはまたどの程度の仲間が増えているのか楽しみね」
《榛名も楽しみです!》

来年か。また一つ外せない行事が出来たな。
ちなみに来年の十五夜は『9月24日』という事を忘れないようにしておかないとな。
それでみんなが寝静まるまで私達はお月見を楽しんだのであった。



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