お祝い
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
でも64円だぞ?
「お買い上げありがとうございます」
((((ボッ))))
約束された観光地価格ー!(ボッタクリ)
「あれ?どうしたのそんなにうなだれて」
「なんかダメっぽい人の押し売りに遭っちゃって」
「見て!アイス買って貰ったの」
「よかったねアリシアちゃん」
「フェイトも買って貰ったのかい?」
「うん、私はいいって言ったんだけど総刃がね」
「優しいねー、ホントに両手どころか周りに花だね」
ソウダネ、なんかもうどうでもいいや
「アルフさんが来てくれて助かったよ。さ、そろそろ会場に移動するか」
「会場?なんの?」
「ウチら疲れたからもう帰ろうかと思ってるんだけど」
「ちょっと!?今日の趣旨忘れてない!?」
「ほ...ほら!今日はイリヤちゃん達3人の誕生日で」
「すまんイリヤズ、ぶっちゃけ誕生会とか海に来る名目でしかなかったから半分忘れてた」
半分つーか完全に忘れてたよな!?
「ちょっとは歯に衣着せてよー!」
「しかし自分から誕生日祝ってくれとか言うのもどうかと」
「そんなはしゃぐ歳でもあるまいし」
「うわあああーん!」
イリヤが俺に泣きついて来る
しょうがない
「じゃあお前らの誕生会も開かなくていいな」
「いやー楽しみだな誕生会会場」
「早くイリヤ達の誕生日を祝おう!」
掌返し早いな
「ま、まぁそう落ち込まなくても店は俺が予約しといたから、そう大したもてなしはできないけどささやかな誕生会をやろう」
「海の家かぐまざわ?」
「んん?がくまざわってまさか」
「あ、ここ俺ん家がやってる店だ」
「「ナニィー!?」」
「お前ん家って道場じゃなかったのか!?」
「夏の間はなんか店もやってるんだ。道場より儲かるって父ちゃん言ってたぞ」
「らっしゃーい!お、なんだよ龍子じゃねーか」
【次男 嶽間沢凱介】
「やぁ、そちらはお友達かな?」
【長男 嶽間沢黎一】
「おぉ兄貴!」
「どうも予約を入れてた衛宮です」
「「あ、兄貴が出てきやがった!?」」
「衛宮さんね待ってたよ」
【母 嶽間沢ステラ】
「なんだ龍子のダチか!んじゃいっちょサービスしてやっか!」
【父 嶽間沢 豪兎】
「「両親まで!?」」
母親が外人さんなのね、だから龍子の髪の色が父親と違うのか
「な...何が起きてるんだ!?別に知りたくもなかったタッツン家の一同が勢揃いだ!」
「わざわざ紹介テロップ付きとか必要性がわからない!どうせ2度と出ないだろ」
「まるで主役級の扱いじゃないか!」
「脇役のクセに生意気だぞ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ