第10話:領内改革!(その1)
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んで、配置も決めて準備完了です。こういった時は魔法が使える事に感謝です。レビテーションは引っ越し業の救世主ですね。
次は局員の募集です。領民に対しての募集要項は次のように決めました。
1.仕事内容:公衆トイレの設置、屎尿のくみ取り、収集・発酵管理、農家への肥料の配布(汚れ作業を嫌がらない人)
2.募集人数:10名
3.性別:区別なし
4.年齢:12歳〜40歳までの心身共に健康な人、独身・家族持ちでも可
5.雇用条件
(1)給料は日給月給制(日給50スー)・月24日就業で1200スー(12エキュー)・定期昇給あり
(2)制服、作業服、靴、作業用具等貸与
(3)休日は虚無の日+ダエグの日
(4)単身寮・家族寮あり:家具付き、無料貸与
(5)食堂あり:朝、昼、夕各5スーにて提供(家族の使用も可)
(6)有給休暇:年12日
(7)共同浴場あり、毎日使用可(家族の使用可)
(8)水メイジ常駐により仕事中の病気・怪我は無料で治療します。(家族も治療可)
6.雇用希望者は1週間以内に村長に申し出ること。村長は1週間後に希望者の氏名、性別、年齢を領主屋敷アルバート・クリス・フォン・ボンバードまで文書にして報告する事。
これ位の条件なら来る人もいるでしょう。これをビラにして領内の村に提示します。村長さんとか字の読める人に読み上げて貰えば、字の読めない人も大丈夫でしょうから、これで募集も何とかなるはずです。
各村に配布するように執事さんに頼んでいる時に、男の人が2人来ました。どうやら、父上の選抜してくれたメイジのようです。
「アルバート様。伯爵様よりあなた様のお仕事を手伝うようにと命じられて参りました、ウイリアム・カスバートと申します。土のトライアングルです。よろしくお願い致します。」
「同じく、キスリング・ハワードと申します。水のトライアングルです。よろしくお願い致します。」
「良く来てくれました。お二人ともトライアングルとは助かります。これから大変な事業を行う事になりますので力を貸して下さい。よろしくお願いします。」
二人とも24〜26歳位でしょうか。父上の選んでくれた人ですから上手くやっていけるでしょう。
「この部屋が今度立ち上げる事になった『改革推進部』の一つになる『保健衛生局』の執務室です。どんな仕事を行っていくかについて説明しますので前の方の席に座って下さい。」
おそらく『改革推進部』も『保健衛生局』も聞いた事もない名前でしょう。今まで無かった概念でしょうからね。言葉の意味から説明しました。
この二人は『保健衛生局』の幹部になって貰う予定ですから、改革の細かい内容まで把握して貰わなければなりません。
それ
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