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とある鎮守府の幻想殺し
厨房地獄再来!
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「いいえ、別に…」


「なんでもありません…」


「提督はやさしいのですね…」

いや、何にもないってことないだろ…なんだ?この空気…。


「と、とりあえずだ!さっきの話で何となく分かったと思うけど、三人には厨房で俺の手伝いをしてほしいんだ」

早いとこ話題を変えなきゃ俺の身が保ちそうにない…。


「手伝い…ですか?」


「あぁ、今までは俺一人で艦娘達に料理を作ってたんだけど、千歳達が増えて、俺の手が回りそうにないから手伝いがほしいんだよ。」

その言葉に納得する各々…。


「分かりました。その任、慎んでお受けいたします。」


「私も精一杯やらせていただきます!」


「榛名、全力で参ります!」


「お前達…助かる…!」

これで、俺は死ぬことはなさそう…か?


「じゃあ、早速準備に取りかかるぞ!早くしないと時間がきちまう!」

俺達は急いで司令室を後に、厨房へと向かったのだった。

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