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とある鎮守府の幻想殺し
新たなる艦とドストライク!
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る。


「・・・へ?」


「私を姉だと思えば自然と敬語は消えるでしょう?どうでしょうか?試しにお姉ちゃんと言ってみてくださいませんか?」

楽しむような赤城の言葉に俺の思考は完全に回らなくなっている。


「・・・ちゃん」


「はい?よく聞こえませんでしたわ、もう一度お願いします。」


「・・姉ちゃん」


「お、が抜けていますよ?」

ちくせう!これ完全に遊ばれてんじゃねえか!


「分かりましたよ!お姉ちゃん!これでいいんでせう!」

赤城はニッコリと微笑んで言いました。


「はい、よくできました。ご褒美です。」

そう言って俺の頭を撫でてくる赤城。

ちょっと、いや大分恥ずかしいんですが...。


「あ、あぁ?そう言えばまだ他のとこ見てないんだった!それじゃああk...「お姉ちゃん」お姉...赤城姉!また後でな!」

俺は逃げるように部屋を後にした。


「ふう、あぶねえあぶねえ...よし、次だな」

次の扉に手をかけ開け放つ。今度は...?


「翔鶴型空母艦1番艦、翔鶴です。一航戦、二航戦の先輩方に少しでも近づけるように瑞鶴と一緒に頑張ります!」

グッハァッ!!またこのパターンでせう?!

赤城姉に続いてまたまたストライクゾーンだよ!

いや、嬉しいよ?嬉しいけどさ...。


「あの...提督?大丈夫...ですか?」

ハッ!いかんいかん...一回冷静にならなければ...。


「悪い、あまりにも綺麗な方だから見とれちまってた...」


「え・・・?///」

ん?なんか翔鶴...さん顔が真っ赤になっちまってるんだけど。


「翔鶴...さん?えっと、大丈夫ですか?」


「へ?あ、だだ、大丈夫です!」

とても大丈夫そうには見えねえけど、本人がそう言うなら大丈夫か。


「それならよかったです。それじゃあ俺は次の部屋を見てくるんでちょっと待っててください」


「はい...」

俺は次の部屋へ向かった。


「ふぅ〜...よし、いくか!」

オープンザドア!


「千歳です。日本では初めての水蒸気母艦なのよ。宜しくね」

これまた結構タイプな人だったよ...。ちくしょう!

もう半ば自棄だ!なるようになりやがれ!


「千歳さんですか。俺は上条当麻、この鎮守府の提督です。宜しく」


「はい、これからよろしくお願いしますね。提督」

にこやかに握手を交わす俺達。


「さて、次の部屋を見てきますので千歳さんは少し待っていてください。」

俺は最後の部屋へ向かった。


「これが最後だ...気合を入れろ!上条当麻!
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