新たなる艦とドストライク!
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る体制を整えておかなきゃいけないとにゃしい」
艤装の整備か、なるほど、確かに必要なことだよな。
「そっか、偉いぞ睦月いい心がけだ」
ご褒美という訳ではないが頭を『左手』で撫でてやる。
流石にさっきの二の舞はごめんだからな...。
ってか、もし今そんなことになれば睦月の艤装で俺の身体に風穴が空くだろうし...。
「えへへ...提督って撫でるの上手いにゃぁ〜」
ゴロゴロと聞こえてきそうな暗い気持ちよさそうな顔をしてされるがままになっている睦月だけど、整備はいいのか?
俺は撫でる手を離し、睦月に問う。
不意に手を離されて不満そうな睦月が頬を膨らませる。
「気持ちよさそうなところ悪いけど、お前、整備はいいの?」
その言葉でハッと思い出したように手で口をふさぐ睦月。
「忘れてた〜!早くやってこないと遅くなっちゃうよぉ〜!」
くるりと背を向けると睦月は猛ダッシュで整備室の方にダッシュしていった。
元気な奴だよな...。
「お待たせしました。提督新しい娘達が出来上がりましたよ!」
いつの間にか十分経ってたのか。
「おぉ、今行く」
今度は大丈夫だろうなぁ...?
若干警戒しつつもオレは工廠の奥の扉を開ける。
今回は突撃の心配はなかった。
ふう...。安心した。
奥に入っていくとそこには四つの扉があり、その扉から艦娘らしきシルエットが見えている。
「まずは右からいくか...」
手始めに一番右の扉に手をかけ開くとそこには...。
「航空母艦、赤城です。
空母機動部隊を編成するなら私にお任せくださいませ。」
黒髪に白い袴、赤いスカートを身に着けた女性がこちらに敬礼していた。
その人を見たとたん、俺の中に雷が落ちたかのような衝撃を受けた。
学園都市にいた時の量のお姉さんも結構タイプだったが、これは...。
ドストライクだった。
一瞬見とれて言葉が出てこなかった。
「あの...提督?どうかなさいましたか?」
その声に俺の意識は急速に我に返る。
「え、あ、はい!お、俺!いえ、わたくしは上条当麻です!よ、よろしくおねがいします!」
やっべえ、慌てすぎて変なこと口走っちまった...。
赤城はクスクスと口に手を当てて笑う。
「フフッそんなに緊張なさらなくてもいいですよ?私は貴方の部下なのですから、敬語も使わなくても大丈夫です。」
「え?いやでも年上ですし...」
流石に年上にため口で話すのは勇気が...。
「分かりました。では、私を姉だと思えばどうですか?」
赤城の言葉に俺の思考がオーバーヒートす
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