その5
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んとタミーはさくら家へ遊びに行くことになった。
たまちゃん・タミー「こんにちは」
まる子「あ、たまちゃん、それにタミー!待ってたよ〜」
タミー「アハハハ!まるちゃんに会えて嬉しいわ!」
まる子「あのさあ、タミー」
タミー「まるちゃん、何ー?」
まる子「こんなこと言っちゃなんだけど、タミー、この世界はとんでもない世界だよ!今すぐたまちゃんの心の中に還った方がいいよ!」
タミー「え、そうなの?!」
まる子「ああ、そうだよ、アタシなんてね、いっつも鬼のようなお母さんとお姉ちゃんに怒られるし、学校にはテストなんて嫌なものがあるし、勉強とか面倒くさいし、ホント嫌な世界だよ!アタシなんてこの世界から今すぐ逃げたいよ!」
たまちゃん(ま、まるちゃん・・・、それって全部まるちゃんの嫌な事言いたいだけなんじゃないの・・・?)
タミー「ええ、そうなの!?でも私もう一人の私を見てそんなふうには見えないわ!」
まる子「いや、たまちゃんを見てるとそうは思えないけど、勉強とかお使いいかされるとか、ここはまさに地獄だよ!今すぐたまちゃんの心の中に戻らないと・・・」
タミー「戻らないとどうなるの?」
まる子「呪われるよ〜」
たまちゃん「ま、まるちゃん・・・」
タミー「いやー!そんなの・・・!!」
たまちゃんはまる子の話に何も言えなかったが、タミーには相当なダメージのようだった。
タミー「そんな世界なの?せっかくまるちゃんに会えたのに・・・。でも元には戻りたくない・・・。ああ、タミーどうすればいいの!?」
その時、まる子の姉、さきこが居間に入ってきた。
お姉ちゃん「あら、たまちゃん、こんにち・・・、って二人いる!?」
タミー「キャー、もしかしてまるちゃんの怖いお姉さん!」
タミーはお姉ちゃんをみて怖がった。
お姉ちゃん「は?」
タミー「だっていつもまるちゃんをいじめる怖いお姉さんなんでしょ?」
お姉ちゃん「へ・・・?」
お姉ちゃんはまる子が変な事を言ったと察した。
お姉ちゃん「ま〜る〜子〜!!」
まる子「お、お姉ちゃん、これには深いわけが・・・」
お姉ちゃん「言い訳無用!!」
お姉ちゃんはまる子をものすごい勢いで怒鳴りつけた。
タミー「こ、怖い、もうタミー生きてられない!!」
タミーはまる子とその姉を見て怯えた。
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