侍娘-クリスティナ-part2/学院衝撃!侍娘はお姫様だった!
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いうつもりでは…」
ビデオシーバーから、アンリエッタのがっかりした様子の声が聞こえてきて、ルイズは慌てふためいた。
「ふふ。いいんだ。お前はアンリエッタの言うとおり礼儀を重んじる真面目な奴だな。
それと、私のことは王女としてではなく、ただのクリスとして接してくれ」
「は、はい。わかりま…いえ、わかったわクリス」
「うむ、やはりこれが一番いい」
ルイズも躊躇いがちではあったが、ちゃんと自分のことを愛称で呼んでくれたことにクリスは満足していた。アンリエッタの映像越しに、自分の数少ない二人の友人が仲良くなれたことで笑顔を見せていた。
「明日からしばらく、よろしく頼むぞ。
特にサイト、お前とは同じサムライ同士だ。これからも仲良くしたい」
「へ?」
王女とは思えないほどに、さも当たり前のようにクリスは言ってのけたが、それ以上に屈託のない穢れなき笑みを見せ、サイトをやたらと名指しし続けているこの状況の方が、ルイズたちに衝撃を与えていた。
その後のサイトは、いつものことのごとく、ルイズたちから、自分たちが目を離している間に、クリスとどこまで仲良くしていたのかを問い詰められたとか。
…これ以上詳細に説明すると面倒なので、勝手ながら割愛さえていただく。
一方そのころ…
M78星雲光の国。
この日もまた、光の国は平和だった。毎日一日中、その光は国の人々の心までも照らし続けている。
だが、彼らは忘れていない。自分たちがこうして生きている間もまた、悪しき者たちの計画が進んでいる事を。そしてその分だけ、自分たちは悪を倒すために試行錯誤しなければならないことを。
光の国の『宇宙警備隊本部』へ、一つの赤い光が舞い降りてきた。ウルトラマンゼロの師である紅の獅子、ウルトラマンレオである。そんな彼を、ウルトラセブンが迎えに来た。
戻ってきたレオは、セブンと握手を交わした。
「セブン兄さん、ハルケギニアの調査を終えました。ついでに、前から頼まれていたものの回収も」
「ありがとう、レオ。どうだ?例の星…惑星エスメラルダは?」
「緑の溢れる国、人の幸せにあふれた都市、灼熱の砂漠…驚くほどに環境は地球と同じでした。人間やそれに近しい種族の知的生命体たちも、それぞれ独自の文明と文化を栄えさせています」
ゼロへの二度に渡る救援と、ハルケギニア大陸の存在する惑星エスメラルダ。その星の調査とその他の頼みごとを、ボーグ星人と戦うゼロへの救援を終わらせたレオは終わらせて光の国へと帰還したのである。
「ただ…地球と比べると、とてもとは言いませんが、あまり技術・文明力は高くないようです。故に侵略者に隙を与え、怪獣相手への対処も難しい状態でした。魔法…と呼ばれる地球人にはない特殊能力を持ち得てはいましたが、地球防衛軍の持つ防衛兵器と比べると、威力の桁が違
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