管理局の入団希望者
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「....なぁ、なんでみんな俺の部屋にいるんだ?」
「え?当たり前でしょ?」
「そうね当たり前ね」
「当たり前...なの?」
「当たり前じゃない!ここは集会所か!女の子が男子の部屋に入らない。ほら出てった出てった」
手でしっしとやるとクロがにやついた顔で俺に言ってきた
「見られたらまずい物でもあるの?」
「ない!だから出てってくれ」
「総刃はそんなに私達が邪魔?」
「いや邪魔とかじゃなくてだな」
緊張するんだよ...はぁ仕方ないか
「わかった好きにしろ。どうせいつもの如く俺の部屋で好き勝手するんだろ」
「えへへ、それじゃお言葉に甘えてベッドの下を」
「だからやましい物なんてないから!」
全く、とりあえず読みかけていた本に栞を挟み3人と向き合う。ってまだ探してるし
「なんかするか?」
「またツイスターゲーム?」
「却下、俺がまた叩かれる」
「あれは恥ずかしくてつい」
ついで叩いていいのかついで
「でもさ、ゲームで美遊に勝てるのか?」
「...」
「...」
「?それはやってみないとわからない」
いややる前からわかってるよ。美遊にはどんな事をしても敵わないことくらい
もしかしたら運が絡むゲームなら勝てるかもしれないけどさ
「思ったけどソウの部屋って殺風景よね。本がちょっとあるだけで他は学校の物とか服だけ。なんか年相応の男子の部屋って感じがしないわ」
「悪かったな殺風景で、ただ無駄遣いしないだけだ。貯金してるしな」
「いくらくらい?」
「んーと見てみないと覚えてないな」
そう言って貯金箱を出す...3つ
「なんで貯金箱が3つもあるのかしら」
「さ、さぁとりあえず中開けてみよっか!」
「人の物で遊ぶのはどうかと思うけどな」
中を開けてみると5000円札がいっぱい出てくる
「....多いわね」
「...多いね」
「?これくらい普通じゃ」
ルヴィアさんち行ってから金銭感覚おかしくなってませんか美遊さん
「20万くらいだな」
「なんでそんなにあるの!?」
「いや貰っても使ってないからな」
「だから殺風景なのね」
「それは...うん、そうだな」
いやー、改めて自分で見てみて多いと思ったな。これならイリヤ達の誕生日プレゼントは大丈夫だろう...なのは達のも買わないといけないかな...うん、そうだよね。友達だし
雀花達は知らん
「これなんに使うの?」
「ん?将来とかにかな?」
「もう将来見据えてるんだ」
「まぁな、管理局に所属になったし」
「「「....は?」」」
「ん?だから管理
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