番外編我が輩は猫になった
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
「んー今日もいい天気だ」
空を見ながら言う。なんと快晴だった。いいね、今日は何かいいことあるかな
[おはようごさいまーす]
「なんでルビーがこの部屋にいるんだ?」
[いやですねぇ。ちゃんとドアから入ったに決まってるじゃないですかこうぐにゃっとして]
ルビーは言いながら4枚の羽?手?でドアノブを掴んでみせる。気持ち悪いな
[それはそうとイリヤさんが呼んでましたよ?]
「そうか、ってもう8時か、寝過ごしたな」
[珍しいものです。いつもは早起きの総刃さんが寝坊するなんて]
俺でも人間なんだから寝坊の一つや二つはするさ
「じゃ行ってくる」
ドアノブに手を触れるとルビーが
[隙あり!]
グサッと何かが刺さる
そして俺の意識は暗転した
「...ん?あれ、俺どうしたんだっけ」
目を覚ますと床に寝そべってた
「ああ、ルビーの奴が俺に何かしたんだったな。怒らにゃいと...にゃい?」
自分は噛んだ覚えはない。なのににゃいと言ってしまった。手を見る...猫の手?
「え?え?ええええええ!?」
我輩は猫になってしまった。いや違うか。うんどうしたものか
「ソウどうしたの!?」
「ヘブ!?」
ドアの近くにいた俺は開けられた勢いで吹き飛ばされる
「あれ?ソウ?...わぁ猫だ。ソウいつの間に連れ込んだんだろ」
撫で撫でされるが嬉しくない。のに喉がゴロゴロ言う。...猫のふり、してみますか。捨てられそうになったら喋ればいいし
「ニャア〜」
「おおう、いいこいいこ」
「ソウ〜扉が開きっぱなしよ...ってイリヤ、何してるのよ」
「猫さんと遊んでるの」
「猫?...本当だ。でもどうやって捕まえたのよ?」
「元からいたよー」
クロが睨んでくるがそれは無視、イリヤに甘える
「可愛い〜!」
「どこが可愛いのよ。ひっかくし毛散らすしで最悪じゃない」
「クロはわかってないね!この仕草!見てよ!」
顔を洗う真似をしてみる。うん、よくわからんわ。でも真似をしてみる
「クロも撫でてみてよ!」
「何よ...いいこいい...ソウ?なんで猫の格好してるのかしら?」
ギク、ばれたか?
「解析(トレース)してわかってるんだから。ほら喋れるんでしょ?」
「え?え?え?」
「はぁ、もうバレたか」
「キャアアアア!?シャベッタァアアアア!?」
はい想像通りの反応ありがとうございます
「それで、なんで猫の格好なんてしてたわけ
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ