第一章
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」
「プロで活躍してくれるかや」
彼等はこう言ってその入団した江夏を見ることにした。彼等にしてみれば江夏が村山と共に阪神のエースになってくれることを期待したかった。その江夏のことを聞いてだ。
村山は練習中にだ。ブルペンで記者達にこう言った。
「わしにとってはや」
「はい、江夏投手はどうですか?」
「どうなって欲しいですか?」
「阪神の柱になって欲しいな」
これが村山の江夏への考えだった。
「わしに憧れて阪神に入って嬉しいそうやけれどな」
「それでもですか」
「江夏投手にはですか」
「阪神のもう一人のエースになって欲しい」
村山はまた言った。
「相手は強い。巨人は半端やないからな」
「そうですね。ミスターだけじゃないですからね」
「王さんもいますからね」
「わしの敵は長嶋や」
村山はあくまで己の宿敵は長嶋と定めていた。まさに彼にとって長嶋は永遠のライバルだった。そして長嶋もそれを受けていたのだ。
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