第六章 Perfect Breaker
場景解釈
[1/7]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
これまでのあらすじ
EARTH」上空数万キロ。
召喚されたキャスター、クライド・ハラオウン所有のエスティアをはじめとするサーヴァント数体を撃破することに成功するクロノ達。
地上には朝日がのぼるも、まだ薄暗い。
倒したサーヴァントは、地上のプレシアを含め計七騎。
残るサーヴァントは、ブレイカー:鉄翔剣ただ一人。
「EARTH」側の作戦は――――――
------------------------------------------------------------
「今の内に行くべきか、どうするべきか」
「そうは言っても、舜さんとか翼刀とかはまだ回復してないんですよね?」
「そうですね・・・・せめて一人でも戦線に戻れれば、このまま一気に、という案もあったのですが」
「EARTH」(仮)の廊下を、ショウ、唯子、アリスの三人が並んで歩いている。
一晩休み、僅かではあるが睡眠もとれたショウは完全に体力回復している。
このまま彼を起点に攻め、セルトマンを落すと言う算段もあるのだが――――
「エスティアの攻撃なんざ、セルトマンにとってはいくつかある攻撃法の一つにすぎないだろうな」
「ってことは、まだある?」
「そりゃいろいろと・・・・とはいえ、向こうのサーヴァントもかなり削ったはず」
「節操なしに召喚しなければ、ですけどね」
セルトマンの聖杯の接続先は「アーカイヴ」だ。
この世界に接続、結合された世界と、この世界その物の原点に手を伸ばした彼は、その中から召喚してきている。
つまり、別段死人に限定する必要がないのだ。
「英霊の座」であるならば、(例外はある物の)必然的に死人だが、こちらはその制限がない。
幸いなことに一人の人物を召喚するのは一回までなので、同じ人物を立て続けに、ということはないようだが――――
「一番肝心なあれがまだ召喚されてないのが一番恐ろしい」
「ああ・・・「彼女」ですか」
一階で食事を済ませた彼等は、蒔風たちの様子を見ようと医務室へと向かっている最中。
もしも彼らの考える「彼女」が召喚されるとして、それを相手にできるのは一体だれか――――
無論、蒔風はその一人だ。
加えて交戦経験のあるショウ、そして翼刀も候補に挙がる。
今となれば、他の翼人も候補に挙がる。
「彼女」は確かに化け物じみた力を持ってはいるが、その力が割れている以上恐れる物ではない。
当時は空中要塞故の苦戦だったが、クラウドたちでも戦える相手だ。
「この七人を中心に考えると・・・結構余裕ありません?」
「・・・・一芸特化のオフィナとフォンがまだいる。さ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ