第六章 Perfect Breaker
復活の怪人
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これまでのあらすじ
アルカンシェルの砲撃を、どうにかして凌いだ蒔風たち。
しかし、一発を防いだだけでは意味がない。
翼人も、そして翼刀も力尽きた中、「EARTH」は数名のメンバーを時空管理局戦艦クラウディアへと搭乗する。
向かうは、大気圏外に浮遊する戦艦エスティア。
目的はアルカンシェル第二砲の阻止。
メンバーが即座に動き出していく中、外では倒れて動けない蒔風達が転がっていた。
その目の前に現れたのは、新たなる仮面ライダー。
フォーゼこと、如月弦太朗であった―――――
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仮面ライダーフォーゼ、如月弦太朗は現役高校生である。
彼は学園と人類の平和を守る仮面ライダーだ。
戦いの終わった現在は、天の川高校に通いながら将来の夢へと突っ走っている。
彼の夢。それは、再び学校という場で生きていくこと。
つまりは教員だ。
そう思って意気込み早速教員免許を取りに試験会場に向かった彼だが、まずその前に研修などが必要だとのことで追い返されてしまったのだ。
前準備が必要だと知った彼がしょげ返っていると、特別枠で試験を受けていた人物がいるらしいと言うことを聞いた。
それを友人に調べてもらうと、その女性は「EARTH」からの推薦で来たらしい。
「そうか!!「EARTH」ってとこの奴とダチになればいいのか!!」
そう知るやいなや、彼は「EARTH」へと向かった。
とはいえ、遠い。
彼のバイク「マシンマッシグラー」をフルで飛ばして、ようやくこの時間に到着したのだ。
彼の一番の友人は「時間ぐらい調べろ」とあきれていたらしい。
訪問は明日だ、と一端その場を引こうとした彼だが、この騒ぎを聞きつけ、何とかここまでで侵入してきた、ということだ。
「ってことで!俺も行きますんで!!よろしく!!」
「お前誰だ!?」
蒔風の言葉に従ってクラウディアまで来た弦太朗だが、加賀美にいきなり突っ込まれてしまった。
が、その後翔太郎やフィリップ、映司の話を聞いて一応の信頼を手に入れる。
「あんたも仮面ライダーっすか!?」
「へぇ・・・高校生が・・・・」
「ああ!!俺は仮面ライダーフォーゼ、如月弦太朗っす!!よろしく先輩!!」
「せ、先輩?いやぁ、照れるなぁ!!」
先輩と言われて、一発で気を良くする加賀美。
扱いやすい男である。
「ともあれ、このメンバーで今すぐエスティアへと向かう!!」
「制限時間は残り17分」
「目的は、あの宇宙船を落す!!だな!!」
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