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世界をめぐる、銀白の翼
第六章 Perfect Breaker
復活の怪人
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きが、彼女の警戒心を如実に表している。


その騎士は、全身が黒く
その騎士は、剣型のデバイスを手にしており
その騎士は、腰にベルトを巻いていた

そして、その騎士を見たまどかが、即座に思いついた記号は「Ω」。


「あなたは・・・・?」

「俺か?俺は、仮面ライダーオーガ」

かつて理想を追い求め、そしてその重さに負けてしまった男は言った。

「理想を掲げながら、それを諦めてしまったバカな男さ」





そして



「あんた、誰だ?」

「気を付けて。この個体から、生体反応はない」

無事砲台部に着地したガタックと長門の前に現れたのもまた、仮面ライダー。
とりあえず名前を聞いたガタックに、警告を促す長門。


その男――――その仮面ライダーは、眼光を妖しく光らせ、マントを払い振り返った。
そして、思いっ切り力を溜めながら、グッ!!と親指を下に向けた。

万国共通の仕草だ。
その意味は「地獄に堕ちろ」

そして彼はそれを踏まえてこう叫ぶのだ。


「さあ・・・・地獄を楽しみなァ!!!」




アルカンシェル発射可能時間まで


残り、11分38秒






to be continued

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