第六章 Perfect Breaker
復活の怪人
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「ライダードリルキーーーック!!」
ドガァッッ!!!と勢いよくエスティアの壁に突っ込み、マッシグラーを「ウィンチ」で回収するフォーゼ。
そうして二人が乗り込むと、空気の放出を止める為か、シャッターのように壁がガコンッ!!と勢いよく降りてきて穴を封じた。
「よっしゃ!侵入成功だな!!」
「出来れば直接砲台を狙いたかったのだがな」
「あっちは先輩たちに任せる!!」
年上のクロノに対しても軽快にそう言い放つフォーゼ。
親しみやすいと言えばそうだが、馴れ馴れしいと言えばそうだ。
まあクロノにしてみれば、彼以上に面倒な絡み方をしてくる翼人を知っているので(しかも子供ころから)、適当にあしらう。
「行くぞ。こっちだ」
「おう!!仮面ライダーフォーゼ、タイマン張らせて・・・・・なあ、これタイマンなのかな?」
「違うだろ。どう見ても」
アホな会話をしながら、二人は進む。
とりあえず、敵はいない。
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内部に侵入した二人だが、その他は全員外、つまり宇宙空間だ。
その中で、まずカブトが遭遇したのは――――――
「クゥッ・・・・」
少し力むような声を出しながら、何とかカブトエクステンダーを着地させるカブト。
位置は、エスティアの円形部の右側。
その上に着地したカブトは、周囲を見渡し敵の確認と周囲の観察を始めた。
カブトがいるのはエスティアの円形部の内側であり、軽い傾斜はある物の角度を感じるほどの物ではない。
外側に行けば角度はつくが、ここはまだ緩やかだ。
前方の砲台部に向かい、そこからこっちに来たので、カブトはエスティアの後方に向いて立っている。
右を見れば壁、そのまま視線を上げれば、一段盛り上がった円形部――――エスティアのブリッジがある。
が、そこまで観察してカブトが何かに感づく。
背後に、誰かがいる。
ゆっくりと振り返る。
そこにいたのは――――――
「お前か、仮面ライダーサソード」
「そう。俺は神代剣。神に代わって剣を振るう男。俺はサーヴァントとなっても、頂点になる男だ!!」
その闘志を利用された、新たなサーヴァント・セイバーが、カブトの前に立つ。
そして、それは彼だけではなく。
エスティア後部。
ブースター部があること以外、カブトがいる場所と変わらない景観だ。
そこに叩きつけられたまどかは、起き上がると目の前に漆黒の騎士がいるのを見た。
即座に立ち上がって、弓を手にする。
ドレスのたなび
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