第六章 Perfect Breaker
ランスターの弾丸
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今までのあらすじ
セルトマンの実態が、徐々に明らかになっていく。
その起源は「流転と循環」
大聖杯の接続は「アーカイヴ」に
しかし、彼曰く「それが自分の本当の力ではない」
そして目の前で召喚される新たなるサーヴァント。
三体の仮面ライダー。
その相手をするのは、各自の見知ったライダーたち。
一方、「EARTH」(仮)へと一旦帰還した蒔風達は――――――
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「ゼェッ・・・・ゼェッ・・・・ゼェッ・・・・」
「舜!!一刀さん、観鈴さん!!大丈夫ですか!?」
現れたライダーをファイズ、W、キバの三人に任せ、全力疾走でここまで下がってきた蒔風たちに、アリスが駆け寄って身を案じる。
それに対して大丈夫だと言って、蒔風が声を荒げて叫んだ。
「ダッシュして息切れしてるだけだ・・・・それよりアリス、緊急招集だ!!ショウはどこだ!?」
「ショウさんは途中で見極の完全に足止めを食らっていたようですが、今はこちらに向かっています。すぐに来るかと」
「翼刀さんは予定通り潜入。クラウドさんと理樹さんはすでにこちらに着いています」
「おう、朱里、雛里。わるいな、フル稼働だろ?」
「そう言ってる場合でも」「な、ないでしゅから。あ、噛んだ・・・・」
たはは、とこんな状況でもまだ笑うだけの元気を絞りだし、巨大モニターを半ば乱暴に引っ張り出して振り返る。
ここ、一階の食堂兼会議場には、待ってましたとばかりに待機していた「EARTH」メンバーがそろっていた。
「っしゃ、やっと出番だ!!お前ら、気合入れろよ!!」
『応!!!』
「敵サーヴァント表示!!」
「はい!!現在召喚されているサーヴァントは計六体!!」
「さっき召喚されたライダーが三人、セイバー、ライダー、アーチャーが確認されています」
「うち、アーチャーは市街地にてティアナ・ランスターとの交戦の報告あり!!」
「敷地内でフェイトさんとアリシアさんたちが、セイバーと戦ってるって!!」
「ランサーはシグナムと交戦中。上空500メートルの地点です!!」
「六体ってことはもう一体いるのか?」
「考えられるのなら・・・・おそらく翼刀の所だ」
「「EARTH」ビル内か!!」
報告と推測が飛び交い、七騎目の欄にはクラス名と真名が「?」と表示される。
全員が座っているなかで、皆が思っているのは「もしも、自分の知っている人物が召喚されたら・・・・」という疑念だ。
戦うことは、いまさら否定も拒否もしない。
だが、
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