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世界をめぐる、銀白の翼
第六章 Perfect Breaker
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《(ピッピッピッ)standing by》

《スカル!!》

「「「変身」」」


しかし、蒔風たちはそれを確認しようともせずに走り抜ける。


「セルトマン、言ってたよな」

「ん?」

「確か、一度召喚したのはもう呼べないって」

「そうだ。だから俺たちは退かなきゃならない」

「がお・・・「EARTH」総力戦ってことだね」



平原を走り抜けていく三人。
そして、目の前から別の三人の人影が現れ――――



「あいつら任せた!!!」

「「「変身!!」」」


三人を飛び越え、現れた三人の仮面ライダー。
一人は疾風を、一人は赤い閃光を、一人はステンドガラスのような色彩を纏いながら変身し、蒔風たちの背後に迫る三人とぶつかり合って、衝突した。



「テメェらは―――」

「俺達《ボクたち》が―――」

「倒す!!!」



蒔風に頼まれた三人は、仮面ライダーファイズ、W、キバ。
セルトマンが召喚したのは――――


「気に入らないなァ・・・・」

仮面ライダーカイザ・草加雅人と


「渡・・・悪いな」

仮面ライダーダークキバ・紅音也と


「お前は・・・・翔太郎か?」

仮面ライダースカル・鳴海荘吉である。




そして――――――――――――




「EARTH」ビル局長室。
大聖杯の核があるこの部屋。


「・・・・来るか?」

ギィ、とそこの椅子に座る男が、ピクリと動いた。



サーヴァント、再び七騎揃う。



to be continued

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