第六章 Perfect Breaker
砕けぬ完全
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!」
どうやら一緒に、フェイトも来ているらしい。
はやてたちは状況確認のために「EARTH」(仮)に向かったようだ。
理樹はフェイトがどこにいるのかを探し、遠くから剣撃が聞こえてくるのを感じた。
「・・・・まさか!!」
「多分、フェイトさんです」
「アリシアさんもいますけど、あの人が情報通りセフィロスならまだ大変でしょうし」
フォーティーン事件の際に見ていることもあり、その実力は彼等も知っている。
その為、二人の援護に向かうためにスバルとエリオもそっちへと向かって行った。
一緒に行こうとする理樹だが、どうにも体力の限界らしい。
安堵したせいか、一気に疲れが押し寄せてきた。
理樹は結局、二人の説得を受けて撤退していった。
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セルトマンの元へと向かう蒔風。
観鈴に来てもらい、今は体力を回復させているところだ。
理樹の元へと向かって行ったショウだが、その途中でフォンに見つかり、絡まれている。
ゼストとシグナムはすでに上空へと登り、すでにドッグファイトのような体となって、激戦を繰り広げている最中。
その中で、「EARTH」へと向かう翼が一つあった。
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「もうそろそろ、もっとデータが欲しいねぇ」
そんなことをうぶきながら、セルトマンが伸びをする。
かなりいい戦いが各地で繰り広げられているが、こうも一進一退では単調すぎて面白くない。
そろそろ、新しい動きが欲しいところだと、暇そうにあくびをするセルトマン。
時間はすでに夜へと差し掛かり始めている。
日は沈み、月が輝く時間だ。
ポウ、と一瞬だけセルトマンの足元が光り、再び溜息をつく。
「とりあえずこれで、っと。あー、そろそろ休もうかなぁ・・・・」
「じゃあさ、ちょっと俺の話に付き合わないか?」
「んー?いいよ」
バサァ、と、翼を畳ながら降りてきたのは、長らく魔術教会から出てこれなかった北郷一刀だ。
しかし、その急な登場にも驚くことなくセルトマンは軽く返事をして右にいる彼へと視線を向けた。
「・・・・もっと驚いてくれないと、やっとこっちに来れた俺としても立つ瀬がないんだけど」
「いや、一刀ほどの力が近づいてきたらわかるって。まあそれでも気配は絶ってたみたいだけど」
「だー!ちくしょう!理樹のピンチに行こうとしたら、スバルに取られるし!!お前
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