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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
十二話〜機動六課の休日(後編)
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「それは危ないものなの!こっちにわたして!」
「…………」


キャロの言葉を無視して、女の子は去っていく。が、



「荒っぽくてごめんね。でも、それほんとに危ないものなの。こっちに渡してくれない?」
「…………」


ティアが女の子にダガーを突きつけて動きを抑えた。
女の子は答えない。と、女の子が不意に目をつぶったのとランスさんが叫んだのは同時だった。



「耳と目を塞げ!!!!」


瞬間、辺り一面に閃光が閃いた。


「……くっ、待ちなさい!」


ランスさんの言葉のおかげですぐに行動を開始できたティアが女の子をとらえに走る。が、



「ルールーに手ぇ出すなー!!!」
「きゃああああ!!」


小さい………リイン曹長と同じくらいのサイズの女の子が攻撃してきて弾かれた。



「アギト………」
「……………」
「おう!まったく……ルールーもガリューも勝手に出かけたりするからこんなことになるんだぞ?まあ、でも………この烈火の剣精!アギト様が来たからには心配ねぇ!あいつらまとめてぶっ飛ばしてやる!」



レリックはあの子たちの手にある………なんとかしなきゃ!



「ま〜た変なのが出てきやがったな。おい、そこのちっこいの」
「なんだと!?あたしはチビじゃねえぞ!!」
「んなこたぁいいんだよ。さっさとレリックをよこしな」
「や〜だね!」
「そうか、なら力ずくで奪い返させてもらうぜ!」


そういって駆けるランスさん。ガリューと呼ばれた生物と打ち合いを始めた。


(おい、全員聞こえてるか?)


そんな中で念話が。



(聞こえてますけど………あいつを相手にしながら念話なんて……)
(こまけぇことはいい。ちっこいのとこいつは俺が引き付ける。お前たちはあのお嬢ちゃんからレリックを取り返すんだ)
((((了解!))))


あの子からレリックを取り戻すんだ!


だが、まだ彼女たちは知らない。さらに裏で動いているものたちがいることを……………




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