暁 〜小説投稿サイト〜
Blue Sea 『空と海の境界線』
Operation 02-発令、ファーバンティ解放作戦-
放たれた矢
Mission17「TRANS-AM」
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して攻撃。やはり、ダメージはなかなか通らないがこれだけでも十分相手に張り合える。


私を切り裂かんと実体剣で迫る憎破棲姫。それを私は星明で受け止める。
そこに発生した火花は非常に目立つように飛び散り、周りに衝撃波を発生させていた。




「何アレ……」
シールドで衝撃波を防いで宮藤は、眼前に広がる光景を理解できなかった。
片や味方、片や敵。どっちがどっちなのか、もう分からなくなってきてしまう。星奈も、その光景に絶句していた。
この事実は、他に知る者がいるのだろうか……?



0400 救援艦隊

「この反応は……いったい何なんだ」
吹雪のシステムから眼前に広がる光景。それはTRANS-AM反応を示す2つの艦を持つ反応のデータを示していた。

片や深海棲艦。もう片方は、本来隠されて封印されたシステムのはずだった照月が、それを解いて発動した。
本当の意味で、恐ろしいという感情を抱く。
救世主か、はたまた殺戮者なのか。それは誰も知りえることではないのだ。
艦娘のTRANS-AM発動は非常に危険な行為であるのに、何故照月はTRANS-AMを発動したのか。何が彼女の心を突き動かすのだろうか。
一体なんだろうか。彼女の心に芽生えているものは何だろうか――――――


――――――何がともあれ、現状を把握した。
まず先に、大鳳の救助に向かわなくては。
そう考え、艦娘への命令として大鳳へ向かうよう指示をした。
既に時間が何時間も経過している。そろそろウィッチの戦闘も不可能になるだろう。収容の為だ。
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