感情(きもち)
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の俺を巻き込まないでください!俺は出ますから」
セットアップしバリアジャケットを着て裸から服を着た状態に変わる
そしてみんなを見ないように出口まで行こうとするが
「総刃君も一緒よ?」
「痛い痛い!わかりました!わかりましたから腕をつねるのは止めてください!」
「そうそう、みんな仲良くね。それにしてもママがいない間にずいぶんとヘンな事になってたみたいね。だいたいの事はミユちゃんとステッキちゃんから聞いたわよー」
ゼロは話ていないのか
『ソウー出てくの手伝って』
『無理、アイリさんに逆らうとなにされるかわかったもんじゃない』
『あら、世界が敵になっても守ってくれるんじゃなかったのかしら?』
『...ここの方が安全だと判断しました』
『意気地無し』
ぐぉお、痛い、心が痛い!
「というわけで、『おしえて!アイリママ』のコーナー!子供たちからの質問に何でも気分次第で答えるわよー。そい」
(((入れた!)))
沈黙が続くが真っ先に破ったのはイリヤだった
「なら聞くわママ」
「ん?」
「...前みたいにごまかさないでちゃんと教えて、知りたいの...私はなに?」
「聖杯戦争...貴女はそう呼ばれる儀式の器となるべく生まれたの」
「聖杯...」
「戦争...」
やっぱりか、そして俺がセイバー、バーサーカーと戦った時に見たのはそれが起こった世界線のビジョン...
「イリヤにはある程度の範囲で、『望んだことを叶える』力があるわ。いくつか覚えがあるんじゃない?それは願望機としての機能の一作用よ」
「そうよ、私は、そのために生まれた。生まれる前から調整され続け生後数ヶ月で言葉を解しあらゆる知識を埋めつけられたわ...なのに貴女はそれを封印した。機能を封じ知識を封じ記憶を封じた。」
封印...初めて会った時に言っていたのはこの事だったのか
「普通の女の子として生きる?それもいいわ...でもどうして私のままじゃいけなかったの?全てをリセットして1からやり直しなんて都合が良すぎる。でも誤算だったわねママ。封じられた記憶はいつしかイリヤの中で育って私になったわ。そして...ついに肉体を得た。いいよ、普通の生をイリヤに歩ませるなら...それでもいい...けどならせめて..せめて私には魔術師としての生をちょうだい。私をアインツベルンに帰して!」
それは、クロの感情(きもち)クロの願いの叫びだった
「アインツベルンはもうないわ」
「......え?」
「もうないの、もう...聖杯戦争は起こらないわ」
「なに...それ.....それじゃ...!」
「クロ!」
「私の居場所はどこにあるのよ!」
くそ!まず
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