感情(きもち)
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「あらー...あらまぁ。いつの間にイリヤちゃん双子になっちゃったのかしら?」
いや、確かに見てくれはそうですけど実際違いますよ。っ!抱きしめていたクロが飛んでアイリさんに斬りかかる
それを防ぐイリヤ
「な、何を考えてるの!?ママだよ!?私の、私達の」
「逢いたかったわママ十年前...私を『なかったこと』にした素敵なママ!」
「十年前?」
...やっぱりそういう事か....アーチャーに話は軽く聞いていたがやっぱり。この世界のイリヤも..."アレ"だったのか
それにクロの使う投影魔術はアーチャーと同一のもの、多分クラスカードが俺の知っているアーチャーと同じなのだろう。そして俺が使えない理由は簡単、同じ物は二つ存在できないからだ
「逃げてイリヤ!それは防げな」
「ルビー!物理保護錐形(ピュラミーデ)!」
「....!」
「今のは!?」
「物理保護の前方展開...そんな方法が」
イリヤならではの方法だな。っと解説にまわってないでアイリさんを保護しないと
「ルナミラクルゼロ!...ミラクルテレポート!」
アイリさんの前に行く
「嘘!?総刃も転移を!?」
「どうして..どうしてママを攻撃するの!?攻撃してどうなるっていうの!?こんなのめちゃくちゃだよ!自分が何をしてるかわかってるの!?」
「...んない....わかんないよ!自分の感情(きもち)が...わからない」
急に不安定に?何がって
「アイリさん!危ないですから」
「いいわ...おいでイリヤちゃん」
「ママだめ!危な」
「どうしてイリヤちゃんが二人に増えてるのかはわからないけど貴女が哀しんでることはわかるわ。抱きしめてあげる...でも...その前に」
.....はぇ?
「躾は必要よね」
えぇーー!?いや、アイリさんがこんな破天荒な性格なのは知ってるけど抱きしめるって公言しといて魔術で編んだ針金で殴るか普通!?
「ケンカはめっ!凶器を振り回してのケンカなんて言語道断よ?」
「マ...ママママいいい今のなに!?」
「そうそうこういう時は喧嘩両成敗よね」
「イリヤ危ない!」
俺も殴られる。そして気絶する。その瞬間思った事が
あぁ、気絶するのは久し振りだな
という馬鹿みたいな事だった
息が!?水の中!?いやお湯だ!
「ぷはー!」
「「はーっはーっ」」
「うわぁイリヤ!それにクロも!?こっち見るな!」
「それは私の台詞だよ!ソウ出てって!」
「仲間はずれはよくないわよイリヤちゃん。さてお湯だけど頭は冷えたかしら?」
「なぜお風呂に...」
「裸の付き合いってやつね」
「それに男
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