もう一人のイリヤ
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今日も今日とて特訓をする
やっぱり眠った気がしない。むしろ眠い
しかしだからといってだらけるわけにはいかない。いついかなるときでも対応できるようにしておかないと。ジュエルシードはいつ発動するかわからない
「今日は遅くなったな。早くいかないと...ん?」
何かデカい音がしたような
登校する道の方だ。俺は走って来てみたら
「な、」
無人ダンプ。誰かが乗り捨てたのか。それとも降りてロックをかけてなかったのか。ここはちょうど坂、車はそのまま降りていく
「誰も轢かれてないよな?」
回りを見てまわる。とりあえず....警察?いや誰かが先に連絡してるか。俺はそっとその場を離れた
「イリヤが倒れた?」
「そうなんだよ。なんか来る途中になんかあったらしくてさ、ほら今朝先生が無人ダンプが突っ込んできたー、って言ってたじゃん?」
俺それを見たんだが...話す事でもないか
美遊はイリヤの看病に行っている
「えーイリヤちゃんと美遊ちゃんは早退するそうです。なのでこのまま授業を」
イリヤは早退する事にしたのか...そういやテレビが蟹座が12位とか言ってたような
....それは関係ないか
「さて、帰りますか。今日は平和だな」
「よーし帰ろうぜ!」
こいつらがいたか
しかしまわりを巻き込まないといけない体質でもしてるのか?
「一緒に帰るのはパス、今日くらいゆっくりしたい」
「.....うぉおおお!?」
「泣かせた!?」
「この人でなし!」
はいはいテンプレ乙、はぁ俺は今日も眠い
帰ったら一眠りするか
「ん?イリヤか?早退したはずじゃ?」
「ソウー!一緒に帰ろ!」
「っ!...誰だお前、イリヤじゃないな?」
「...ちぇ、せっかく騙せると思ったのに。ソウには恨みなんてないから何もしないわよ?あ、でもそういうことならしてもいいわ」
「質問に答えろ。」
「その前に聞かせて、どうして私がイリヤと別人だとわかったのか」
「リンカーコアを感じ取れたからだ。イリヤにリンカーコアはない」
そう、魔力の塊、魔術回路とは別の物
単純な魔力の貯蔵庫
それがイリヤや美遊にはない
だがこのイリヤ(仮)にはある
何故かはわからない。だがこのイリヤ(仮)からは何か近い物を感じ取れる
「名前はないわ。生まれたて...というか封印されてたんですもの」
「?、何を言って」
「話は終わり、ソウの初めては私がもらうから」
そ
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