暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカル☆イリヤ
もう一人のイリヤ
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今日も今日とて特訓をする
やっぱり眠った気がしない。むしろ眠い
しかしだからといってだらけるわけにはいかない。いついかなるときでも対応できるようにしておかないと。ジュエルシードはいつ発動するかわからない

「今日は遅くなったな。早くいかないと...ん?」

何かデカい音がしたような
登校する道の方だ。俺は走って来てみたら

「な、」

無人ダンプ。誰かが乗り捨てたのか。それとも降りてロックをかけてなかったのか。ここはちょうど坂、車はそのまま降りていく

「誰も轢かれてないよな?」

回りを見てまわる。とりあえず....警察?いや誰かが先に連絡してるか。俺はそっとその場を離れた























「イリヤが倒れた?」

「そうなんだよ。なんか来る途中になんかあったらしくてさ、ほら今朝先生が無人ダンプが突っ込んできたー、って言ってたじゃん?」

俺それを見たんだが...話す事でもないか
美遊はイリヤの看病に行っている



「えーイリヤちゃんと美遊ちゃんは早退するそうです。なのでこのまま授業を」

イリヤは早退する事にしたのか...そういやテレビが蟹座が12位とか言ってたような
....それは関係ないか




























「さて、帰りますか。今日は平和だな」

「よーし帰ろうぜ!」

こいつらがいたか
しかしまわりを巻き込まないといけない体質でもしてるのか?

「一緒に帰るのはパス、今日くらいゆっくりしたい」

「.....うぉおおお!?」

「泣かせた!?」

「この人でなし!」

はいはいテンプレ乙、はぁ俺は今日も眠い
帰ったら一眠りするか

「ん?イリヤか?早退したはずじゃ?」

「ソウー!一緒に帰ろ!」

「っ!...誰だお前、イリヤじゃないな?」

「...ちぇ、せっかく騙せると思ったのに。ソウには恨みなんてないから何もしないわよ?あ、でもそういうことならしてもいいわ」

「質問に答えろ。」

「その前に聞かせて、どうして私がイリヤと別人だとわかったのか」

「リンカーコアを感じ取れたからだ。イリヤにリンカーコアはない」

そう、魔力の塊、魔術回路とは別の物
単純な魔力の貯蔵庫
それがイリヤや美遊にはない
だがこのイリヤ(仮)にはある
何故かはわからない。だがこのイリヤ(仮)からは何か近い物を感じ取れる

「名前はないわ。生まれたて...というか封印されてたんですもの」

「?、何を言って」

「話は終わり、ソウの初めては私がもらうから」


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