第三章
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の主ですな」
徳田も老人を見て言った。
「おそらく」
「そうじゃな、ではな」
「はい、これよりですな」
「道場に入りな」
入口からその中にというのだ。
「そしてじゃ」
「あの老人からですね」
「話を聞こうぞ」
「それでは」
二人は顔を見合わせて話をして頷き合ってだ、それからだった。
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