71佐祐理の結婚式(誰と?)
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い美汐さん。
幸い栞のように祐一に直接暴力を振るう方面の人ではなく、浮気女を処刑して排除するタイプだったのと、部屋かベランダでお焚きあげしようとして「お嫁さん同士、仲良くしましょうね?」と秋子様に言われて一回処刑されているので、祐一クンは処刑されない、はずである。
「お、巫女装束か、久しぶりだな」
月宮一行は一応月宮神社総本山?の巫女だったらしい。他の少女は倉田神社から巫女の衣装を貸し出されて、今後祐一に仕える巫女として式に参加する。
眼鏡地味子さんと教頭の孫、月宮真琴用の、子供用中学生サイズの、お稚児さん巫女衣装も3着以上あったらしい。
舞だけは佐祐理が保有する衣装の中から、着丈もバストサイズもウェストサイズもぴったりな「ウェディングドレス」を貸してもらえたが、喜びの人格は一人だけ和風じゃないのが嫌で、空気を読んで自分も巫女服にした。
仮のイザナミだったのと、滅びの巫女なので装飾が多く、何か儀式のときの「くまみこ」みたいにジャラついて、額にCDだか5円玉引き伸ばしたような、レインボーマン風に月光を表す金色の黄銅付けたり、このすば!のアクアみたいな羽衣背負ったりしていた。
「ああ〜、和風で巫女の舞もすばらしいですわ〜〜」
さくらちゃんのお友達の「ともよちゃん」みたいに、既に十二単の下の方を着ているのにビデオカメラを用意させて、着替え前から舞の水垢離姿を全裸で激写接写。
全身の怪我が治ってきれいな体になった「舞ちゃん祐一さんのお嫁さんとして巫女姿で仮祝言の巻」を録画する佐祐理お姉ちゃん。
目の下のクマと悪役線が少々収まり、自分の夫で嫁の「すばらしいですわ〜」を見て表情を輝かせていた。
祐一は二人の接着剤でサンドイッチの具で、一弥きゅんの胤でしかないが、舞は生まれながらのレズでは無いので、間に「血の繋がった弟」が居ないと佐祐理とは友達以上恋人未満なので結婚はしてくれない。
勿論式の方は、当事者でカメラ撮影できない佐祐理に代わって、専門のカメラスタッフが業務用カメラで「すばらしいですわ〜」をハイビジョン撮影する。
倉田家裏門から祐一の待機部屋
そこで佐祐理一行ユリクマ会が倉田の家に帰ったと知った用務員の叔父さんが、車で保健医と教頭ともう一名を連れて秋子の家に挨拶に行き、今後の流れも読んでいたので、孫同士二人が嫁入りする現場に連れて来ていた。
「あの、私は天野の先見衆なので、倉田本家には入ってはいけないんです」
「硬え事言いなさんな、今日は無礼講らしいし… あんたの部屋か天野の家に戻ったら、刺客が待ってるぜ」
「エ?」
、セリフの後半、語り口調を変えて諭す叔父さん。家に帰ると殺されそうな巫女の一人も仕事場から家に帰らないように助言し、何ならそのまま倉田で保護してもらうつもりでいた。
「教頭センセ、
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