第2章
戦闘校舎のフェニックス
第17話 喧嘩、売ります!
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も勝てない。俺が見た限り、この子はあいつの眷属の中でも弱い部類だ。おまえはこの子の動きが少しでも見えたのか?」
俺の言葉にイッセーは苦虫を噛み潰したような表情を作って顔をうつむかせる。
「そいつの言う通り、ミラは俺の眷属の中じゃ一番弱い。そのミラを相手にこのざまとは。ハンッ、凶悪にして最強と言われる『赤龍帝の籠手』の使い手がこんなくだらん男だとはな!」
ライザーの嘲りにイッセーはますます表情を曇らせ、血が滲むほど手を握りだす。
「わかったわ。レーティングゲームで決着をつけましょう」
部長は低く淡々と、しかし力強く宣言する。
「承知致しました」
グレイフィアさんの了承を聞いたライザーは不敵な笑みを浮かべる。
「ライザー・・・・・・必ずあなたを消し飛ばしてあげる!」
部長の挑戦にライザーは不敵な笑みを絶やさず、真正面から受ける。
「楽しみにしてるよ、愛しのリアス」
ライザーとその眷属たちの足下で魔法陣が光り輝く。
「次はゲームで会おう。ハハハ、ハハハハハハハハハハハ!」
それだけ言い残すと、ライザーの笑いに合わせて魔法陣から炎が燃え上がり、炎が収まるとライザーとその眷属たちは消えていた。
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