暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜赤と紅と緋〜
第2章
戦闘校舎のフェニックス
第17話 喧嘩、売ります!
[10/10]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
も勝てない。俺が見た限り、この子はあいつの眷属の中でも弱い部類だ。おまえはこの子の動きが少しでも見えたのか?」

 俺の言葉にイッセーは苦虫を噛み潰したような表情を作って顔をうつむかせる。

「そいつの言う通り、ミラは俺の眷属の中じゃ一番弱い。そのミラを相手にこのざまとは。ハンッ、凶悪にして最強と言われる『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』の使い手がこんなくだらん男だとはな!」

 ライザーの嘲りにイッセーはますます表情を曇らせ、血が滲むほど手を握りだす。

「わかったわ。レーティングゲームで決着をつけましょう」

 部長は低く淡々と、しかし力強く宣言する。

「承知致しました」

 グレイフィアさんの了承を聞いたライザーは不敵な笑みを浮かべる。

「ライザー・・・・・・必ずあなたを消し飛ばしてあげる!」

 部長の挑戦にライザーは不敵な笑みを絶やさず、真正面から受ける。

「楽しみにしてるよ、愛しのリアス」

 ライザーとその眷属たちの足下で魔法陣が光り輝く。

「次はゲームで会おう。ハハハ、ハハハハハハハハハハハ!」

 それだけ言い残すと、ライザーの笑いに合わせて魔法陣から炎が燃え上がり、炎が収まるとライザーとその眷属たちは消えていた。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ