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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜困った時の機械ネコ〜
第2章 『ネコは三月を』
第39話 『斯斯然然』
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『……はぁ〜〜』
△▽△▽△▽△▽△▽
「その後、ジャンには手刀を、ロビンにはげんこつでこめかみを攻められました」
それでは、とコタロウは頭を下げると食器を下げに歩き出した。
取り残された新人と、実のところ最初から話を聞いていたはやてたち上官はたっぷり間を取った後、
『はぁぁぁぁ〜〜』
たっぷりと大きく、そして肩を落としてため息をついた。といってもキャロとエリオは終始疑問符を浮かべていたが。
「えーと、なんの話をしてたんだっけ」
「ファーストネームを呼ぶ呼ばないの話でしょ」
そうだったそうだった。とスバルは気がついたがもうその本人はこの場におらず、追及はできなくなってしまった。
「で、リイン。ネコに何かしたのか?」
一方ヴィータはいい加減引っ張るのもいいだろうと言うように横目でリインを見ると彼女は考えたのち、
「ある程度予想はついたんですけど、もう一度試した後でもいいですか?」
「もう一度?」
「はい〜」
彼女はエリオとキャロの前まで飛び小さな声で
「お二人はネコさんに名前で呼ばれたいですか?」
「それは」
「はい。もちろんです」
それを確認して、リインは二人に耳打ちする。
「え……?」
「それを……?」
「もちろん、無理にとは言わないです」
まだ、他の人には言ってはダメですよ? 彼女はそういうと彼らから離れ、それを気にしている人たちだけ『なんだろう?』と首を傾げた。
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第39話 『斯斯然然』
シグナムがなのはとシャッハの仲介役を果たすために運転手を申しでて、病院へ向っているとシャッハから少女が姿を消したという情報を受け取った。
到着してから探し出すとすぐに見つかり、なのはと少女との間にシャッハが三階から飛び降りて割り込んだのを見ると、
(ああ、あのようにしてコタロウを思い込みで疑ったんだな)
と確信した。
(コタロウとの話はいつ話したものか)
どうやら、少女の名前はヴィヴィオというらしく身体に問題が無いことから一時的に六課隊舎で引き取ることになった。
△▽△▽△▽△▽△▽
「臨時査察って、機動六課に?」
「地上本部にそういう動きがあるみたいなんよ」
フェイトははやてから査察の話を聞くと、その重い表情の理由を聞くまでも無く理解できた。時空管理局地上本部の査察は厳しく、機動六課の構成を考えても通過するのは簡単なこ
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