暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜困った時の機械ネコ〜
第2章 『ネコは三月を』
第39話 『斯斯然然』
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そういえばそんなこと言ってたね。それがどうかしたの?」
「ん、機械士ってのが有能であることに気づくか気づけないか。もし、気づくとして、だ」
「うん」
「有能なヤツをお前なら手元においておきたいか? それとも手放すか?」
「うーん。人事が希望通りにならないのは知ってるけど、もし叶うなら置いておくかな」
「だよな」
「でも、それが?」
「機械士が有能であることに気づいた上司のほとんどの場合、手放すんだよ」
ゲンヤの期待している返答をしたのに、彼はどうもはっきりしないことをつぶやく。
「置いておきたいのに?」
「あぁ」
「……どうしてなの?」
「有能すぎるからだよ」
「え、と?」
ギンガは言わんとしていることがつかめず、首を傾げる。
「そこにいるのが当たり前になって申請を忘れるんだよ。完全に部や課の一員でいるって錯覚する」
「そうなの?」
「まさかと思うだろ? あるんだよ」
「八神二佐が忘れるってこと?」
「臨時査察あるって言ってたしなァ。忙しさもあいまってもしかしたら忘れてるかもな」
「……なら連絡して注意すればいいのに」
呆れるギンガに、不敵にゲンヤは笑う。
「なんでそこまで面倒見なきゃならん。そもそも施設整備のヘルプ要因だ。三ヶ月もすればハード面は最新ではないが新品同様に内外磨き上げられ、ソフト面も開発ではなくその人にとってもっとも使いやすくかつ汎用性のある物に変わってるだろうよ。ある意味扱えない最新のものより、よく扱える性能の高いものになってる」
「そんなに??」
「あぁ、そんなに」
お茶を飲み干しておかわりを頼むと両手を後ろに回しソファに背中を預けた。
「忘れてたら、まぁ、直接イヌに電話でもするだろ」
△▽△▽△▽△▽△▽
はやては食堂で部隊長、新人たちが見ている目をはばからずテーブルにエヘンではなくゴチンと額を打ち付けた。
「……わすれ……とった」
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